ヤマイモ

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ヤマイモは、自然薯ジネンジョ長芋ナガイモ野老トコロの総称である。野老はほとんど利用されない(とはいえ「野老」(ところ)という姓は普通に見られる)。
ただしヤマノイモ(自然薯)とナガイモは同族別種である。
本ページでは自然薯に重点を置いて述べる。

概要[編集]

自然薯と長芋は広く食用とされ、自然薯は粘りあるいは腰があり、とろろ飯などに用いられる。
長芋はさほど粘りけがないので、繊切りにして食されたりもする。また、芥川龍之介の「芋粥」のように加熱して食しても美味である。また一部の土地ではお好み焼きの粉に混ぜて調理する事もある。
銀杏芋(イチョウイモ)、大和芋(ヤマトイモ)などは自然薯なのか長芋なのかは未調査である。 里芋とヤマイモは対比され、南島文化圏(ポリネシア、ミクロネシア、メラネシア)における「ヤムイモ」「タロイモ」に相当するという説もあるが、定説として認められてはいないので俗説である。

関連項目[編集]