メルキゼデク
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メルキゼデク(Melchizedek)とは、創世記14章に登場する謎の人物である。名前は古代ヘブライ語で「義の王」を意味する。
謎解き[編集]
創世記14章18節では「いと高き神の祭司」と呼ばれている。
驚くべきことに、アブラハムよりも目上の人物のように書かれている。
アブラハムの時代以前に生まれた者で、アブラハムにまさる信仰の持ち主である可能性のある者は、アベル、セツ、エノク、ノアくらいである。
その内、大洪水以降に地上で生きていたのはノアだけである。
しかし、ノアはアブラハムが生まれた頃に死んでいるのである。
ノアでないとすると、メルキゼデクに該当するのはノアの死後、152年ほど生きていたノアの息子のセムの可能性が高い。
登場する場所[編集]
旧約聖書では創世記14章18~20節と詩篇110篇4節の2か所、新約聖書でもヘブル書6章10節と7章にちらっと登場するだけらしい[1]。
脚注[編集]
- ↑ “メルキゼデクとイエスの類似点 〜創世記14:18~20, 詩篇110章4, ヘブル7:1~3〜” (2015年5月29日). 2018年4月2日確認。