ムラサキツメクサ(むらさきつめくさ)とは植物界種子植物門被子植物亜門双子葉植物綱マメ科シャジクソウ属の多年草。アカツメクサともいう。
花茎の先に赤紫色の蝶形花が30個から70個集まる。花期は5月~10月。シロツメクサと異なり、茎は盛んに枝を分けて高さ30cm~60cmとなる。葉は互生し、表面に淡緑色の斑紋がある。
ヨーロッパ原産の帰化植物。日本には明治時代、北海道に牧草として移入された。
花穂を陰干ししたものを煎じる。去痰、鎮咳作用がある。