マキシモ・ゴメス
ナビゲーションに移動
検索に移動
マキシモ・ゴメス・イ・バエス(スペイン語:Máximo Gómez y Báez、1836年11月18日-1905年6月17日)は、キューバ独立戦争で活躍したドミニカ共和国の軍人。最終階級は元帥。ドミニカ共和国の生まれで、ドミニカ回復戦争ではスペイン軍に協力的であった。しかし、後半生では一転してキューバに与し、スペイン軍との戦いに参加するようになった。
過激で、物議を醸すような焦土戦術をとったことで知られている。具体的には、旅客列車を爆破する、スペイン人が保有する施設やプランテーションに放火するなどの行為を指示した。[1]攻撃の効果を高めるため、スペイン軍の兵士だけでなく、その支持者までを拷問にかけたり、殺害したとされている。
1898年に米西戦争が始まると、スペイン軍は危機的状況に陥った。しかし、ゴメスがかつてのようにスペインの戦闘に協力することはなかった。米西戦争の直後に軍を退役し、その後はハバナ近郊の別荘で余生を過ごした。
脚注[編集]
- ↑ スペイン人だけでなく、アメリカ人の保有する施設に攻撃することもあったという。