ポコペン
ナビゲーションに移動
検索に移動
ポコペン(中国語: 不够本、拼音: búgòuběn)とは、「取るに足らない」、「くだらない」、「だめだめ」、「だめ」などを指す日本語の俗語。
語源[編集]
清朝時代の中国語の「不彀本」(元値に足らずの意)が有力である。「損切り覚悟」あるいは「それじゃあ、ぜんぜん利益が出ないよ」の意であり、値付け交渉の決まり文句。
日本語では「持ってけ泥棒!」であり、年の瀬のアメ横や築地場外の生鮮食料品の店頭では、そうした怒号は普通に浴びせられるが、「どっちも損はしていない」ので、なるべく大きなザック(ドイツ語で「袋」の意。「背嚢」あるいはリュックともいう)とかクーラーボックスとかバッカンを持ってゆくと食生活が潤う。
現在では[編集]
日清戦争の時代に、所謂兵隊シナ語として日本で既に使われていた。転じて中国人に対する蔑称として使われた事もあるため、マスコミなどでは差別用語として言葉の使用を自主規制している事もある。
北海道では「ポコペンポコペン誰突っついた」という掛け声から始まる鬼ごっこがある。