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ヘルシンキ中央駅
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ヘルシンキ中央駅とはフィンランドにある鉄道駅である。
概要[編集]
フィンランドの首都ヘルシンキ首都圏の公共交通の中心となっており一日の乗降客数は24万人で平日には100本以上の長距離列車と850本以上の地域列車が発着する。ヘルシンキ首都圏の地域列車は全てこの駅で発着し、フィンランドの長距離列車の最も重要な拠点駅であもある。駅の地下にある地下鉄駅のラウタティエントリ駅はヘルシンキの地下鉄駅で最も混雑している。また以前はロシアの都市サンクトペテルブルクとモスクワへの列車が出ていたが、サンクトペテルブルク行きの列車は2022年3月28日に運行終了した。モスクワ行きはさらに前に運行を終了している。
駅構造[編集]
10面19線の頭端式ホームの構造を持つ。ちなみに隣のパシラ駅までは5複線区間となる。(1つは車両基地への回送線)
駅舎の中心は駅の中央部で待合室、切符売り場、キオスクなどがある。駅の東側の旧管理棟(東棟)には鉄道管理局の事務室が入っていた。1930年代に完成したポスタル・ハウスに移転する前は、中央郵便局も入っていた。そして2018年にVRグループの本社がパシラに移転すると、東棟は結果スカンディック・グランド・セントラル・ヘルシンキ・ホテルに生まれ変わった。1970年代西棟の地下スぺースは手荷物置き場に転用された。2000年代には1階にカフェと店舗スペースが設けられ、上層階にはオフィスと店舗スペースがある。駅には数十のキオスクやレストランがあり、毎日2万人以上の利用客がいる。
乗り入れる路線[編集]
列車の出発番線[編集]
- 1~4番線:ヘルシンキ空港行き(環状線 (VR))とティックリラ経由ケラヴァ行き(ケラヴァ市街線)の普通列車が発着する。
- 4~11番線:タンペレ、リーヒマキ、ラハティ行き(ヘルシンキ=リーヒマキ線方面)、タンペレ、コウヴォラ行きの長距離列車が発着する。
- 11~19番線:キルコヌンミ行き(海岸線)、フオパラハティ経由ヘルシンキ空港行き(レッパヴァーラ市街線、ヴァンターンコスキ線)、そしてトゥルク行きの長距離列車が発着する。