ヘクト

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ヘクト(記号h)とは、キロより一つ小さく、デカより一つ大きいSI接頭辞である。

概要[編集]

102倍、すなわち100倍に相当する。1ヘクトメートルは早歩きで1分程度で進める距離であり、1ヘクトグラムはコップ半分の水の質量とほぼ同じであることを挙げるまでもなく、ヘクトのオーダーの量はごく日常的に使われるものであり、ゆえにキロ、デカ、デシセンチミリと共に、メートル法が最初に採用された1793年に制定された、最も古いSI単位の一つである。
ただし、現在では、ヘクトという接頭辞が使われるのはヘクタール(「ヘクトアール」が訛ったもの)やヘクトパスカルなど一部の単位に限られ、先ほど挙げたヘクトメートルやヘクトグラムというような単位が使われることは少ない。