ブーン・ピケンズ
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ブーン・ピケンズ(T. Boone Pickens、1928年5月22日 - 2019年9月11日)は、アメリカの投資家・実業家。「石油王」「乗っ取り屋」として知られている。
経歴[編集]
アメリカ・オクラホマ州出身。大学卒業後に石油会社に入社し、後にこれが契機で自ら石油の掘削などを行う会社を設立した。だが、次第に石油業から投資事業に本業を移すようになり、1980年代に入るとアメリカにおける石油大手の買収に乗り出す。これらはいずれも失敗はしたものの、保有株の売却などで莫大な資産を築くことに成功した。
乗っ取り屋でも知られており、日本では1980年代から1990年代初めにかけて自動車部品メーカーの小糸製作所の株を買い占め、さらに役員を派遣しようとしたが、小糸側はこれを拒否して日米投資摩擦として注目を集めた。
2019年9月11日に死去。91歳没。