フードバンク
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フードバンク(Food bank)とは、品質に問題は無いのだが、包装の不備あるいは賞味期限の関係で、企業が販売しない食品を福祉施設や生活困窮者に提供する運営団体のことである。日本では毎年、多くの食品ロスがあり、平成28年(2016年)には年間にしておよそ643万トンのロスが発生している。これらの食品ロスは以前より問題になっており、平成20年(2008年)のリーマン・ショック以降に取り組みが拡大し、同年の時点で活動団体数は12団体であったが、令和元年(2019年)8月の時点では105団体に増加している。ただ、企業の中には食品の「横流し」が行われる懸念もあり、まだまだ問題も非常に多いのが実情である。