フランシス・レイ
ナビゲーションに移動
検索に移動
フランシス・レイ(Francis Lai、1932年4月26日 - 2018年)は、フランス・ニース出身の作曲家。アコーディオン奏者から作曲家に転身した。映画「男と女」のテーマ音楽など、アメリカアカデミー作曲賞を受賞したことで有名である。
略歴[編集]
フランス南東部ニース生まれ。シャンソンの作曲でキャリアが始まる。映像美に定評のある監督・クロード・ルルーシュと名コンビで知られ、フランス映画の金字塔とも言われる「男と女」(1966年)では「ダバダバダ」のスキャットが印象的な主題歌として大ヒットする。その後もルルーシュとのコンビは続き、1968年のグルノーブル冬季オリンピックを扱った「白い恋人たち」などで作曲を担当した。2015年にもコンビで映画・「アンナとアントワーヌ、愛の前奏曲(プレリュード)」を完成させた。
フランスのメディアによると、2018年11月7日までに死去したことを伝えている。死去した正確な日時や死因は明らかにされていない。
音楽家として手がけた主な映画作品[編集]
- 男と女 Un homme et une femme(1966年)
- パリのめぐり逢い Vivre pour vivre(1967年)
- 個人教授 La Leçon particulière(1968年)
- うたかたの恋 Mayerling(1968年)
- 白い恋人たち/グルノーブルの13日 13 jours en France(1968年)
- あの愛をふたたび Un homme qui me plaît(1969年)
- 雨の訪問者 Le Passager de la pluie(1969年)
- 脱走山脈 Hannibal Brooks (1969年)
- ある愛の詩 Love Story(1970年)[1]
- 狼は天使の匂い La Course du lièvre à travers les champs(1972年)
- 男と女の詩 La Bonne année(1973年)
- 続エマニエル夫人 Emmanuelle 2(1975年)
- 追悼のメロディ Le Corps de mon ennemi(1976年)
- ビリティス Bilitis(1978年)
- 愛と哀しみのボレロ Les Uns et les autres(1981年)
- 聖女伝説(1985年) - 村川透監督作品
- 男と女II Un homme et une femme, 20 ans déjà"(1986年)
- 黒い瞳 Oci ciornie(1987年)
- ラッコ物語(1987年) - 永田貴士監督作品
- 美しすぎて Trop belle pour toi(1989年)
- レ・ミゼラブル Les Misérables(1995年)
- 男と女、嘘つきな関係 Hommes, femmes, mode d'emploi(1996年)
- しあわせ Hasards ou coïncidences(1998年)
- アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)(2015年)[1]
ディスコグラフィー(日本発売分)[編集]
シングル[編集]
- 白い恋人たち(1968.10.1)
- 愛のレッスン(1969.3.25)
- 脱走山脈(1969)
- 雨の訪問者(1970.3.25)
- さらば夏の日(1970.7.1)
- ある愛の詩(1971.1.25)
- アンディ・ウイリアムス(オリジナル・日本語)盤とともに3曲同時にBEST10入り。
- 流れ者のテーマ(1971.2.1)
アルバム[編集]
- ダブル・デラックス(1971.2.10)
- フランシス・レイ・プレイズ…(1971.4.1)
- MAX20(1971.5.10)
- ザ・ベスト・フランシス・レイ(1971.9.10)
フランシス・レイが題名及び歌詞に出てくる楽曲[編集]
出典[編集]
- ↑ a b “仏作曲家、フランシス・レイ氏死去 映画「男と女」のダバダバダ…などで知られる”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2018年11月9日) 2018年11月9日閲覧。