ビリケン

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ビリケンとは、大阪通天閣のキャラクターである。

デザイナー[編集]

アメリカ美術家フローレンス・プレッツ1907年ごろにデザインされ、大阪の通天閣のキャラクターになった。

概要[編集]

明治42年(1909年)ごろにフローレンス・プレッツのデザインが日本に輸入され、明治44年(1911年)、神田屋田村商店田村駒株式会社)が商標登録を行い、販売促進用品や商品キャラクターとして使用したこともある。元は新世界の遊園地、ルナパークのキャラクターとしても使用された。

大正時代内閣総理大臣になった寺内正毅陸軍大将山縣有朋の流れを汲む長州藩藩閥出身だったことから不人気で、寺内はビリケン人形に顔が似ていたことから「ビリケン宰相」と皮肉られた。また寺内正毅内閣は藩閥政治を打破して立憲政治を望む国民から「非立憲」をかけて「非立憲内閣」すなわち「ビリケン内閣」と呼ばれた。

関連項目[編集]