ヒーロー

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I'll be your Hero♪

 - 安室奈美恵

ヒーロー(Hero)は、神話や物語などで男性主人公を務める人物。英雄。

概要[編集]

ヒーローの多くは、普通のを超える力や知識、技術を持ち、それらを用いて一般社会にとって有益とされる行為、いわゆる救世主としての行為を行う。多くの物語では、これを阻止しようとする悪役・敵役が共演することになる。また、突出した能力を持っていない場合でも、何らかの形で英雄的行為をすることがある。

女性が主人公の場合は「ヒロイン」と呼ぶ。また、主人公でなくても、男性主人公の恋人の女性役を指す場合もヒロインと呼ぶ。しかし、女性主人公の恋人の男性役をヒーローと呼ぶことはない。

一般的に誰かがヒーローになるには、人々に賞賛される素晴らしい行為を行う必要がある。伝統的なヒーローは怪物を倒したり、人の命を救ったりするなど、そのヒーローが属する文化で高潔な正義の振る舞いをし、幸福な結婚や出世をすることになるが、悲劇では性格や弱点などを持ち、それを突かれて悲劇的な結末を迎えることになる場合もある。

実在する人物が、伝承や噂の中でその行為が膨らみ、ヒーローとして人々の中で一人歩きを始めることがある。この場合は、いつの間にか超人的な行為を行ったことになっていることが多い。

用例[編集]

ことばとしてのヒーローの用例。

  • はるばる外国からやってきて井戸を掘ったあの人はこの村のヒーローだ。
  • この物語はヒーローの活躍が鍵である。
  • テレビでヒーローインタビューが放送されている。
  • 私も誰かのヒーローになりたいなあ。
  • いつも教室の隅にいる冴えない彼が、百人一首大会でチームを優勝に導くヒーローになった。
  • 我が国のヒーローのほとんどが金髪の白人なのは、白人コンプレックスによるものかもしれない。
  • 彼は崖から落ちそうになっていた私を自らの命を顧みず助けてくれたヒーローだ。
  • わたしの赤ちゃんが泣き叫んでいたおかげで、この家は泥棒の魔の手から免れた。まさに小さなヒーローだ。
  • 彼は私が財布をスられそうになっていたところを助けてくれた運命のヒーローだと思って、恋に落ちてついに結婚したのだが、実は用意周到な結婚詐欺師だったことが判明した。
  • すべてのエンペディアンは、ミヤコ様をヒーローと仰ぐことが義務である。[Jokeこの一文には冗談が含まれています。真に受けるかどうかはあなた次第です。]

関連項目[編集]