バスルーム
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バスルームとは、日本のユニットバスに由来する日本独自の文化の一部であるように思う。海外においては「異文化」と見做されることが多い。
概要[編集]
「水回りは一箇所に纏める」のは建築設計においては常道である。そのため、海外では「風呂桶の隣に垂線便器がある」ということは珍しくない。
そうなるとバスタブもシャワーを浴びるところであるため、日本でいう「洗い場」がない。そのため「シャワーカーテン」があって、シャワーカーテンの裾はバスタブの中に垂らして使う。トイレの床を濡らさないためである。そうするとシャワーハンドルもバスタブ側にあることになる。
日本ではバスタブに湯を溜めてゆっくり浸かるのが一般的であり、「残り湯」というものもあるわけだが、欧米などては「バスタブの湯はすべて抜く」のが一般的である。そのため冬のバンクーバーとかいったらバスルームが冷えていると非常に寒いことになり、バスルームが乾燥室を兼ねているためにバスルームには暖房が入っている。
人間生活との関わり・利用[編集]
国内用のユニットバスと輸出用のユニットバスではかなり違いがあることは認識しておこう。当然のように使い方も違い、風呂上りにはお湯は抜く。犬猫や赤ん坊が落ちて死んでもイヤだからである。
入浴後にはバスタブを石鹸で洗ってきれいに拭きあげることもある。これは洗濯物を干す都合があるからである。
小家族だと子供部屋が客用寝室になったりすることもあるため、夜中にトイレを利用しようと思ったらお子さんがバスタブに寝てて目が合ったりもする。
日本だと烏賊の一夜干しとか鰯の味醂干しとかがぶら下がっていても「そんなもんか」であり、雪国だと手袋やら靴下などを含む衣類がぶら下がっている乾燥室がわりだったりもする。