バイブル
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バイブルとは、「書かれたもの」の意。文献全般をいうが、著作者と出版者が年々更新と改訂を繰り返している場合は信仰者が生まれて聖書化したりする。『理科年表』や時刻表はバイブルとされている。とくに時刻表は「どこの出版社か」「どこまで深掘りしているか」は鉄道ファンには重要であり、駅弁や駅構内の店舗に関する愛(アガペー)が感じられるかが評価(「浅い」か「深い」か)の基準となる。
概要[編集]
バイブルの代表とされる、いわゆる「聖書」は古典ギリシャ語による「アレクサンドリア本」などがあるが、ラテン語訳とかドイツ語訳とかいろいろあって、日本語訳になると問題が生じる。ちょっと高級なホテルに泊まると「ギデオン聖書」が置いてあって持って帰っても窃盗にはならない。ダイジェスト版としては定番である。エホバの証人の新世界訳は、取捨選択が恣意的であるため定番とはいいづらい。カトリックもプロテスタントもそれぞれに独自のテキストがあってバイブルとしていたが、「べつに喧嘩しているわけではないんですよ?」ということでカトリック=プロテスタントが共同して作ったのが「新共同訳」である。「カトリックの文語のほうが好きだったんだけどなぁ ……」という人もいるが、近年明らかになった知見を盛りこんだ新版が出た。