ネコ缶ひろったのですが
ナビゲーションに移動
検索に移動
『ネコ缶ひろったのですが』(ネコかんひろったのですが、NEKOKAN HIROTTANODESSUGA)は、漫画:原口なごみ、原作:井上ミチによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊コミックアライブ』2013年11月号に読み切り掲載。『月刊コミックアライブ』2013年11月号に『タックル少女』と共に第2話が読み切り掲載。『月刊コミックアライブ』2014年3月号から不定期連載されるようになる。その後、不定期連載されている漫画作品。2015年5月号からタイトルが『ネコ缶』から『ネコ缶ひろったのですが』に変更された[1]。
当初は4コマ漫画の形式だったが、連載されるにつれてストーリー漫画の比重が大きくなった。
ストーリー[編集]
人と可愛いと思うものの基準がずれている石田美月。ある日、彼女は可愛いを求める心が生んだ妖精というネコ缶を拾う。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 石田 美月(いしだ みつき)
- 本作の主人公。黒髪ロングの女子高校生。1年A組で美術部員。可愛いものが好きで追い求めているが、可愛いと思う基準が人とずれている。人物の絵を描くと禍々しくなってしまう。自分の写った写真は心霊写真になってしまう。夢は絵本作家になること。
- 表情が顔に出ないタイプで、無理に笑おうとすると怖がられる。胸は小さく、ネコ缶に指摘された時には怒りを見せた。
- 大谷 由乃(おおたに ゆの)
- 美月の美術部の先輩で部長。高校2年C組。美月のことは「石ちゃん(いしちゃん)」と呼んでいる。
- 茶髪でツインテールに髪をまとめている。スタイルは良く、巨乳。
- ネコ缶(ネコかん)
- 美月が拾った。美月の可愛いを求める心が生んだ妖精らしい。空き缶の中に入った猫のようだが、そういう生き物なので缶から出すことはできない。美月のことを「お母さん」と呼ぶ。語尾に「プニャ」とつける。
- 資源ごみとして捨てられても、缶が新しくなって戻ってくる。
その他[編集]
- 里見 芳香(さとみ よしか)
- 第3話から登場。高校1年D組。結城に片思いしており、ずっと陰から見守ってきた。ストーカーチックなところがあるが、根は乙女。窓辺にたたずんでいた美月に見惚れた結城の姿を見て、美月が結城のことを好きかどうか確認しに行く。美月は結城を見つめている里見の視線が好きらしく、美月は里見の恋を応援することになった。
- 第9話では美月に恋愛相談をして、結城と距離を縮めようとした。
- 結城(ゆうき)
- 第3話から登場。里見が片思いしている男子。1年生でサッカー部のレギュラー。
- 川上(かわかみ)
- 第4話から登場。美月のクラスメイト。眼鏡巨乳。動物が好きで猫を目の前に涎を垂らすなど、動物を前にしてテンションが変になることがある。将来の夢はトリマー。
- 第4話では美月の作った針金人形を見て、異様なパワーを感じて体育祭でスプーンレースに参加。見事に3位となる。
- 第8話では捨て猫を拾って、美月と飼い主を探しつつ一緒に遊んだりした。そして、猫が無事に懐いたところで飼い主が見つかって引き取ってもらった。
- マロン
- 第5話から登場。高校二年生。とあるメイドカフェのナンバーワン。同じメイドカフェで短期バイトで働いていた由乃を慕っていて、仲良くしている美月に嫉妬したりした。
- キャサリン
- 第6話から登場。美月のクラスに転入してきたアメリカからの転入生。金髪美少女で巨乳。語尾に「デース」をつける。将来の夢はジャーナリスト。
- 日本の萌えや可愛いものが大好きで黒髪ロングの美月を気にいる。美月と同じくらい、可愛いものに対する認識がずれている。
- 牧野 明日香(まきの あすか)
- 第7話から登場。遊園地でネコ缶を見て可愛いと気にいる。そして、美月や由乃たちと遊園地で遊んだ。両親が生まれてくる赤ちゃんを気にしているのに焼きもちを妬いて、自分を気にしてくれないと悲しんでいた。しかし、遊園地で自分とはぐれた両親が必死に自分を探してくれたことで、お姉ちゃんとして頑張ろうと考え直した。美月のことを「クールで知的なお姉ちゃん」と評価している。
単行本[編集]
MFコミックス アライブシリーズ(メディアファクトリー(KADOKAWA))より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
ネコ缶ひろったのですが | 2015年4月30日(発売日:2015年4月23日) | ISBN 978-4-04-065711-4 |