ネオクラシックカー

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ネオクラシックカー(neo classic car)とは、1980年代後半から1990年代に生産された自動車を指す言葉である。なお、実際のところの定義は曖昧であることが多い。

概要[編集]

現在の車よりは古いが、クラシックカーよりは新しい(ネオ)車という意味である。が、日本においては旧車も含めて定義があいまいなことがある。日本においては1970年代前半以前をクラシックカー、そこから1980年代前半までをネオヒストリックカーに分類する例もある。これらの概念は時代とともに移り変わっているため、今後明確な定義がない限り変化していく可能性がある。

ネオクラシックカーの例[編集]

旧車と現行車との比較[編集]

旧車と比べて
  • パワステエアコンなどの快適装備がある[注 1]
  • 車種によっては比較的安いことがある。
  • ABSエアバッグなどの安全装備がついている。
  • シートベルトやヘッドレストもある。
  • ハイパワーな車種が多い。
  • パーツなどの再販はされていないことが多い。
  • 電子部品などが増えており、修理が困難になる可能性がある。
現行車と比べて
  • 燃費の点で劣る
  • レーダークルーズなどの快適装備がない
  • 先進運転支援システムは皆無。
  • ナビの取り付け位置に困る[注 2]
  • 新車登録後13年で自動車税自動車重量税が、18年経過でさらに自動車重量税が加算される。
  • 自動車保険では無価値判断されるため、満足な補償が得られない。
  • Aピラーが細いため、見切りの良さは抜群。
  • ターボがドッカンターボに近い特性を持つものがあり、加速時の快感は最高。
  • 電子化されていない部品も多く、ユーザの手が入る余地が多い。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. レースのベース車など、一部グレードにおいては装備されていないことがある
  2. センターコンソールに取り付けると低い位置になるなど。オンダッシュナビはポータブルをのぞいて生産終了している