ニヴェル攻勢

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「私は勝利の秘密を知っている!!!」 「48時間以内にフランスに勝利をもたらす!!!」

 - ロベール・ニヴェル

ニヴェル攻勢(にゔぇるこうせい)は、第一次世界大戦時に行われた西部戦線での攻勢の一つ。

概要[編集]

1917年4月16日フランス軍によって始められた攻勢。攻勢を立案したニヴェルから名前を取ってニヴェル攻勢と呼ばれる。しかし、制空権はまだドイツ側にあったため、攻勢はうまく進まず5月初頭までに人的被害として18万7000人の損害を出したと言われている。[1]当初の目的だった戦線突破・9kmの前進はならず500mのみの前進にとどまった。[1]この攻勢の失敗によりニヴェルは5月10日に更迭された。

脚注[編集]

  1. a b 青柳昌行 『日本人のための第一次世界大戦史』 KADOKAWA、2020年11月25日。ISBN 978-4-04-400579-5