ドミノ理論
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ドミノ理論とは、ある国家が赤化(共産主義化)すると周辺国にも、ドミノ倒しのように赤化が広がっていくという理論。
原義的なドミノ理論[編集]
冷戦下の米国の外交指導部の考えであった。共産主義国家は、ソ連のみであったが、国共内戦での中国共産党や北朝鮮の成立などで東アジア地域では、赤化が広がりつつあった。インドシナ半島でもベトナムが赤化することになる。ドミノ理論は、対ソ封じ込め政策の支持拡大のための共産主義の脅威を煽るような側面もある。
似た事例[編集]
東欧やアラブ地域での民主化もドミノ理論的に説明されることがあるが、この場合、赤化でなく民主化なので、共産主義体制が破壊されることがある。