トリガー条項(トリガーじょうこう)とは、あらかじめ決められた一定の条件を満たした際に発動する規定のことである。トリガーの英語の綴りは「TRIGGER」で「引き金」を意味する。ガソリン価格に関するトリガー条項は価格高騰時に生活を支援する目的で平成22年(2010年)の民主党政権時代に導入された。総務省が公表する小売物価統計の全国平均価格を基本にして、レギュラーガソリンの価格が1リットル当たり160円を3か月連続で超えた場合、揮発油税などおよそ25円の課税を停止し、価格が130円を3か月連続で下回れば元の税率に戻ることになる。