トゲアリトゲナシトゲトゲ

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トゲアリトゲナシトゲトゲ(棘有棘無棘葉虫)とは、トゲナシトゲトゲの中で、成虫に棘がある種の事。

概要[編集]

トゲアリトゲナシトゲハムシ (棘有棘無棘葉虫)」という別名もある。

この「トゲアリトゲナシトゲトゲ」という名前は、正式名称ではなく、通称である。また「ジャイアントパンダ」みたいに一つの種を指すのではなく、複数の種がいる。

ニューギニア島には、棘が無い「トゲナシトゲアリトゲナシトゲトゲ」がいる[1]

メディアでは、ブラジル産の「ベニモントゲホソヒラタハムシ」がトゲアリトゲナシトゲトゲとして紹介されることが多く、月曜から夜ふかし日本人のおなまえで、ベニモントゲホソヒラタハムシがトゲアリトゲナシトゲトゲとして紹介された。

池田清彦は、著書内で「群馬大学名誉教授の小宮義鑑と共にタイで昆虫採集をしていたら、トゲアリトゲナシトゲトゲを見つけた」というエピソードを披露している[2]

非存在説[編集]

トゲアリトゲナシトゲトゲには、非存在があった。

この非存在説の初出は、ウィキペディアと思われ、最古の版にも記述があった。また九州に分布するというデマも載せられていた[3]

2013年8月にノートページで、「実在する」という指摘が入り、同議論で、トゲハムシ亜科への統合が提案され、8月16日に統合された[4]

脚注[編集]

出典
参考文献
  • 池田清彦 『不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎』、2013年。ISBN 9784046532756