ダンシングライン

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ダンシングラインとは、2016年に、cheetah technology corporation limitedによって発売された、スマートフォンパソコンなどでできる音楽ゲームである。

概要[編集]

ゲーム内に用意されたステージ(以降、『曲』と呼ぶ。)を選び、曲が始まると同時に動き、止まらず長くなるキャラクターであるキューブを、障害物などを避けながらゴールを目指すリズムゲームである。障害物を避けるには、曲のリズムに乗って画面を押し、正確なタイミングで方向を変えさせる必要がある。曲によってスピードは勿論異なるのだが、一部の曲にはストーリー性があるので、臨場感も異なる。

App Storeでは4.5星の高評価を誇る。

2020年2月頃に、Google Playから削除された。(理由については、広告が原因である。)

ゲームシステム[編集]

曲について[編集]

曲ごとの難易度は非常に簡単なものからあまりにも難しいものまで様々。曲の終了後には、その曲で進めることができた道のりの最高記録百分率(0~100まで)で示される。初めてやる曲においては、『ガイドライン』というゴールまでの道筋を表示するアイテムを使わなければ、難易度は必然的に跳ね上がる。基本的に、1つの曲には10個のダイヤモンドと3個の王冠が存在する(分岐がある曲はこれ以上存在することもある)。これらを全て獲得し、ゴールすると、その曲は「パーフェクトクリアした」ということになり、クラウンが豪華になる。しかし、ダイヤモンドはガイドラインに沿って設置されているわけではないので、困難な配置になっていることがある。途中で壁や障害物に衝突したり、穴に落下した時点で曲が終了するが、曲の道中に浮いている『ハート入りのキューブ』を通過した位置か、王冠を入手した位置から再スタートできる。但しチェックポイントから再スタートした場合、今まで取ったダイヤモンドとクラウンは全てリセットされる。又、裏要素も所々存在する。

もともと条件を満たさないと遊べない曲(一部除く)は、1日経つごとにランダムで1日無料曲となる。

アイテムの種類[編集]

アイテム 用途 所持最大数 備考
キューブ 1つの曲を1回遊ぶのに必要なもの。 15 3分でキューブ1個回復。所持最大数を超えてもキューブは無くならない。
ジェム 一部の曲を開放したり、

曲を有利に進めたりするのに必要な代物。

不明 曲を開放するのに必要な数(750個~3000個)は曲によって違う。

増強道具である「ガイドライン」及び「無料3回復活」を使用するにはそれぞれ150個必要。

ハートキューブ チェックポイントからスタートするのに必要なもの。 40 所持最大数を超えると、ゲーム内の1日が過ぎた時点で40に戻される。

(因みに、これらのアイテムは全て広告及び課金による入手が可能だが、現在、AndroidGoogle Play)版では広告が流れず、課金できないため入手は困難。)

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(※Android版以外にもあるが、情報不足によりAndroid版のみ表示)

【初心者】(The Beginning)[編集]

「最も短い曲」

  • 現在は削除されているが、全体は【ザ・タイム】の25%~50%の部分と同じである。
  • 初代チュートリアル曲であり、ゴールすると"DANCING LINE"と表示される。また、ゴールしたのにずっとぐねぐねすると新しいところに行けると言うバグがYouTubeで発生した。

【春が蘇る】(The Spring Lullaby)[編集]

「冬の情景を全て春にしていくような曲」

・BGM自体は【春】と同じであるが、視覚的な世界観は大きく違う。

【春】(The Spring)[編集]

「冬の終わりから春の始まりへと向かう曲」

・チュートリアル曲よりも簡単な曲である。

・障害物はキューブが近づくと浮いて上に飛んで行ってしまうので、基本的に前半は壁に衝突しない。

【ザ・タイム】(The Time)[編集]

「時計や歯車に囲まれながら時空を飛び越えに行くような曲」

・チュートリアル曲であり、ゴールすると"DANCING LINE"と表示される。

・曲の終盤、素早い方向転換(三連符)が要求されるが、リズムを無視して行くことも可能。

・以前削除された"The Beginning"のロングバージョン。そのため、一部のユーザーからは、"The Beginning 2"と呼ばれている。

【ピアノ】(The Piano)[編集]

ピアノの鍵盤や内部をモチーフとした曲」

・突然通路やダイヤモンドが現れたり、カメラアングルが横に大きく動いたりするようになる最初のステージ。

・ピアノの鍵盤はきれいに並んでいるわけではない。

・曲の中盤、ピアノを弾いた時に動くハンマーや弦が背景に映る。

【ビーチ DANCE REMIX】(The Beach DANCE REMIX)[編集]

ポピュラー音楽と化したノリが良い曲」

・【ピアノ】のアレンジ曲だが、ピアノの要素は全くない。

・曲の中盤、キューブ達がダンスしている所を通る道では、道をそれた瞬間壁に衝突したときと同じ判定になる。

・曲の最後は船に乗ってゴールするため、他の曲と比べると珍しい終わり方である。

【みにくいアヒルの子】(The Ugly Duckling)[編集]

みにくいアヒルの子のストーリーを基にした壮大な曲」

・ストーリーの情景を忠実に再現している。

・ゴールすると、”自分の星を追え!”と表示される。しかし、英語では"Follow your own star!"であるため、実際には"自分の星に従え!"である。

【冬】(The Winter)[編集]

「冬景色を一貫して楽しむ曲」

・道が本格的に分岐するようになる最初のステージ。

・曲の序盤、通らなければならない道が上昇するが、上昇している間に下の地面にいると、奈落に落下したときと同じ判定になる。

・曲の終盤、冬から春になっていく情景が現れる。

【オーシャン】(The Ocean)[編集]

「神秘的な海中をひたすら走る曲」

・唐突にワープすることがある最初のステージ。

・全体的に曲のリズムと道(ガイドライン)がずれているため、これらを合致させるためには曲の遅延調整を要する(Android版のみ)。

【ヒップホップ・エボリューション】(The Hip Hop Evolution)[編集]

「人類が作り上げてきた今までの音源を集結させた曲」

・画面が素早く大きく動く場面が所々ある。

・曲の途中に男性の声が流れるが、その声が発している言葉は必ず"Dancing Line"となっている。

【嵐 Blues remix】(The Storm Blues remix)[編集]

「全体的に暗い調子でビルの間の道を通る曲」

・【嵐】のアレンジ版だが、【嵐】より難易度は低い。

・曲名の通り、曲調が3連符のブルースとなっている。

【サバンナ】(The Savanna)[編集]

「ひたすら荒野を走る曲」

・曲の最後の場面において、様々な動物が岩の上にいるライオンを見る情景はライオン・キングが基となっている。

【西洋世界】(The West)[編集]

「昔の荒れた西洋の世界を巡回し、最終的に緑が広がる世界に進む曲」

・20%台前半~50%台後半まで背景がリズムにのって入れ替わる。

・70%手前で歌詞が流れる。

・約15%~約90%までの部分では、『画面の暗転と同時に背景の入れ替わり』が合計4回行われる。

【バレンタイン】(The Valentines)[編集]

「白やピンクを基調とし、最後に満開の桜の木が映し出されるバレンタインらしい曲」

・この曲は 『Marta氏作曲 "I need a Love Story"』だが、曲自体長いため一部カットされている。

【天空の夢】(Dream of Sky)[編集]

「空を旅する壮大な曲」

・このゲームでは珍しい4分の3拍子の曲である。

・序盤の動いている雲はすり抜けることができる。すり抜けない雲もある。

・序盤から画面の出入りを繰り返している赤い風船は、白い風船が作る道に生じる欠落した部分を補ってくれる。

・ゴールすると"「空を飛ぶ喜びを一回でも味わったものは、地上に戻っても、眼差しを空に向けたままにしてしまう。」レオナルド・ダ・ヴィンチ"と表示される。

外部リンク[編集]