ダッシュボード (自動車)
ナビゲーションに移動
検索に移動
ダッシュボードとは、自動車のフロントウィンドウの下にあり、計器類や各種操作スイッチなどが取り付けられた部分の名称である。主にコンビネーションメーターなどを指すインストルメントパネル(インパネ)と助手席側にある収納のグローブボックス、中央のエアコンスイッチやナビなどが取り付けられるセンターパネルから構成される。なお、これらをひとまとめにしてダッシュボードと言ったりインストルメントパネルと呼んだりする。修理依頼などの際はパーツリストや作業手順書に書いてある呼称を使えば間違いは起きにくい。
概要[編集]
かつての馬車の時代にあった部位から進化したものとされているパーツであり、車内の雰囲気に大きく影響を与えるパーツでもある。特に運転時や乗車時に必ずと言ってもいいほど目に入る場所であり、占有面積も大きいものであることから製造側、消費者側のどちらもが重要視する場所でもある。
現在ではエアコンのダクトや各種電装品のハーネス、それらを支えるフレームやバルクヘッドを覆い隠すというカバーの役割も果たしているだけでなく、ダッシュボードに機能性を持たせることも一般化している。例えばダッシュボード上にデフロスターやエアコンの送風口があったり、カーオーディオのスピーカーなどが取り付けられている例がそれである。
また、センターパネルにシフトレーバーが設置されることをインパネシフトと称したりする。