タネも仕掛けもないラブストーリー

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タネも仕掛けもないラブストーリー』は、伊藤正臣による日本漫画作品

概要[編集]

2015年8月18日発売の『ミラクルジャンプ』2015年9月号から連載[1]。その後、『週刊ヤングジャンプ』2015年44号にも出張掲載されている。

ストーリー[編集]

小熊沢嵐は、奇之下ひばりが本当に超能力を使って手品をやっていることを推察。そして、ひばりにそのことを確かめてひばりが超能力者だと知る。その後、田中の言葉でひばりに勢いで告白。それによって、ひばりが手品で注目を集めることでアイドルになろうとしていることを知る。そして、二人はひばりがアイドルになるまで内緒で付き合いながら、小熊沢はひばりに手品のサポートをすることになる。

登場人物[編集]

詳しくは各キャラクターページも参照。

主要人物[編集]

小熊沢 嵐(こぐまざわ あらし)
本作の主人公。奇術部の部長。眼鏡をかけている。父親のことは尊敬しているが、業界に居たらMr.ベアードの息子のベアード.Jrとして技術を求まれれるため、窮屈さを感じて高校では奇術部に入って自分なりの手品を模索している。
ひばりの手品を見てもトリックを見破れなかったため、見破ろうと考える。全ての可能性を考えてもトリックは考えつかなかったため、ひばりが超能力者だと我ながらバカげていると思いながらも結論付ける。そして、ひばりに超能力者ではないかと言ったところ、素直に認める。その後、田中がひばりは小熊沢のことを好きなのではないかと言う勘違いを話したことで、勢いでひばりに告白してしまっている。そして、ひばりが手品でコンテストに出ることによってアイドルになる足がかりにしたいという夢をもっていることを知り、ひばりと周囲には内緒で付き合うことになる。
奇之下 ひばり(きのした ひばり)
本作のヒロイン。半径5メートル以内の瞬間移動をすることのできる超能力を持っている。この超能力は一日三回までしか使えない。超能力については隠しているが、ばれたら潔く話すことを決めていて、小熊沢にばれたときに素直に認めている。
手品を特別好きではないが、奇術部に入部している。そこで、コンテストに出てテレビに映ることでアイドルになる足がかりにしたいと考えていた。田中の言葉によって小熊沢から告白されたときに、このことを小熊沢に他の人にナイショということで話している。そして、アイドルになるまで内緒で付き合いましょうかと提案して、周囲には内緒で小熊沢と付き合うようになる。
小熊沢のことが段々本当に好きになっていき、千鶴の言葉でそのことを自覚するようになっていく。そして、感情が揺さぶられて超能力のコントロールが効かなくなった。
北渡 千鶴(きたわたり ちづる)
小熊沢の幼馴染の女性。プロのマジシャンを目指している。
小熊沢とひばりが二人で初めて行ったマジックショーのコンテストに出る。そこで、見事なマジックを披露するもステージ上の照明が落ちそうになる。それをひばりが超能力で止めて惨事を防いでいる。マジックショーの後に、ひばりに小熊沢のことが好きだと言う。そして、マジックのステージに戻ってくるように小熊沢に働きかけて欲しいとお願いした。お願いを断られて、小熊沢の高校に転入しようとするも転入試験に落ちてしまう。

奇術部[編集]

田中(たなか)
奇術部の男子部員。女子には容赦がない。
屋上で小熊沢がひばりに超能力者ではないかと聞いた後に走り去るひばりを見かける。そして、小熊沢にひばりが小熊沢のことを好きなのではないかと勘違いで話している。これが小熊沢がひばりに告白するきっかけとなった。
桃山(ももやま)
奇術部の女子部員。二年生。眼鏡をかけて髪を三つ編みにしている。
奇術部が毎週金曜日にやっているミニマジックショーをやることになり、ひばりがマジックの初めてのアシスタントとなっている。マジックショーのときに本郷がマナー違反でタネを見破ってきたことで失敗する。

その他[編集]

本郷(ほんごう)
奇術部で桃山がやったマジックショーでマナーの悪い客としてやってくる。その後、ひばりにリベンジされた。
Mr.ベアード
小熊沢の父親。マジシャンで世間の注目を集めたが、ネットでタネの検証が並んでテレビから消えていった。
グレ・ゴリ雄(グレ・ゴリお)
小熊沢とひばりが二人で初めて行ったマジックショーにいた。小熊沢とも顔見知りで、ひばりもテレビで見たことのあるマジシャン。
灰崎(はいざき)
小熊沢とひばりが二人で初めて行ったマジックショーにいた。小熊沢とも顔見知りで、ひばりもテレビで見たことのあるマジシャン。
SAYOKO
小熊沢とひばりが二人で初めて行ったマジックショーの最初の出演者。ストーリー仕立てのマジックを披露した。
王建宏(おうけんひろし)
小熊沢とひばりが二人で初めて行ったマジックショーの二番目の出演者。

単行本[編集]

ヤングジャンプ・コミックス集英社)より発行。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2016年4月24日(2016年4月19日発売) ISBN 978-4-08-890393-4
  • Magic1 奇之下ひばりのタネ明かし
  • Magic2 目指せ選抜メンバー
  • Magic2.5 マジック放課後デート
  • Magic3 その観客、横暴につき
  • Magic4 いざマジックコンベンション
  • Magic5 壊れる関係・言えない伝言
  • Magic6 ひばりと千鶴の同盟

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]