スバル・B5-TPH

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B5-TPHとは、SUBARUが発表したコンセプトカーの一つ。クーペステーションワゴンを融合(クロスオーバー)させたようなボディスタイルを持つ。

概要[編集]

2005年に開催された第39回東京モーターショーで発表されたコンセプトカーである。前述のとおり、2ドアクーペにステーションワゴンのようなリアデザインを取り入れた車であり、グラスキャノピーと合わせてマイルドな雰囲気を醸し出している車である。フロントデザインは2代目インプレッサの鷹目や3代目インプレッサを想起させるようなテイストになっており、一方のリアデザインはコンセプトカーらしい小さな六角形状のテールランプを採用している。オンロードとラフロードを選ばないパーソナルカーを目指して開発されており、かつてのインプレッサグラベルEX、そして後のXVの系譜に近い車である。

TPHとは「ターボ・パラレル・ハイブリッド」の略称であり、当時スバルが開発中であったオリジナルのハイブリッドシステムである。B5はインプレッサ程度の車格を表しているとされる。

その後[編集]

TPHは白紙撤回され、B5-TPHのような2人乗りハイブリッド車は2023年現在リリースされていない。一方、TPHの構想に近いハイブリッドシステムが搭載されたり、鷹目インプレッサから3代目インプレッサにつながるようなフロントデザインである。また、同じ車格とされている4代目インプレッサや派生車種であるXVにハイブリッドシステムも搭載されている。

関連項目[編集]