ジムニーシエラ
ジムニーシエラ(JIMNY SIERRA)とは、スズキが販売しているコンパクトカーのクロカンSUVである。「シエラ」とは、「連峰」「山脈」を意味する。ジムニーの派生車種。軽自動車であるジムニーをベースに、加速性能・動力性能を約2倍に増強し、排気量も約2倍に拡大され、実用回転域の駆動力を更に高め、室内幅はジムニーと変わらず、全幅のサイズを一回り大きくし、トレッド幅を一回り広げて、鉄板の表面を厚くした車。コンパクトカーのボディサイズを活かして、室内の広さ、室内幅が軽自動車のジムニーと同じく狭い。加速性能が増強したことで、加速力のパワーにゆとりを持っている。タイヤの外径は693mmで、悪路に対応した足回りで、最低地上高210mmとあるショートのボディのハッチバック、3ドアハッチバックで、シャーシ(フレーム)の構造・重さは頑丈なラダーフレームという重いシャーシを備えており、ボディを支える力が強い。コンパクトカーでありながら、凸凹道、丸太道のような障害物、段差、石畳、雪道といったオフロードを乗り越えられ、オフロードの走破力を発揮・重視したモデル。でも、タイヤ外径が693mmの大きさでは、丸太道、ロックセクション、階段の走破性はやや乏しく、ちょっと進みにくい。コンパクトカーでもハイレベルな悪路走破性を実現。オフロード走行を重視するためのリジット式サスペンションが採用されている。駆動方式は、パートタイム4WD方式で、4WDモードと2WDモードの切り替えトランスファーであり、「2H(2WD)」「4H(4WD高速)」「4L(4WD低速)」のポジションを持つ。パートタイム4WDは、センターデフを持たないため、4WD使用時は、タイヤの回転数のトルク配分は前輪50%:後輪50%限定固定で、センターデフロックのみと同じ扱いの状態になる(?)。4WD⇔2WDの切り替えは、スイッチ操作で切り替える。トランスファーレバーにより、2Hと4Hの切り替えは、走行中でも可能で、直進時100km/h以下、4Lに切替には停止時に行う。「4H」では、タイヤの回転数は、前輪50%:後輪50%固定のトルク配分となり、タイヤの回転数が均等になる。
クロカンSUVである上、コンパクトなボディと視界の良さによって、車両感覚はつかみやすく、狭い林道(林間)や商店街の町中といった狭い路地でも小回りが利き、運転がしやすい。SUVの中では市街地走行に適した車。運転席の位置・着座位置は高く、視界が高く見え、見晴らしがよく見える。室内の広さが軽自動車と同じで、3ドアのため、後席への乗降性も低評価で、リアシートを畳んでも荷物室は狭めで、荷物の積載はイマイチで、荷物を入れるスペースはバックドアからのみである。リアシートはサイズが小さく、足元空間が狭く、室内空間は小さく、質感は下回り、着座のスペースも窮屈な印象を与える。
ジムニーシエラのバック音及びライト付けっぱなしの警告音の音高の周波数は、約1562Hz(音名:G5より7セント低い)。
走行中の状態で、2WD(2H)⇔ハイレンジ4WD(4H)の切り替えは、時速?km/h以内の速度範囲で行う。
- ジムニーシエラのパートタイム4WDの走行モード、駆動モード表とその特徴
レバー位置 | 駆動モードの名称 | タイヤの回転数のトルク配分 | 路面状況、意味、走行時の特徴 |
---|---|---|---|
2H | フロントエンジンの後輪駆動(FR) | 前輪0%:後輪100% | 一般道路、高速道路のオンロード、乾いたオンロードのグリップ力が強く、通常走行において、燃料消費の低コストに適した走行、経済走行を実現する。舗装路はFRの2WD(後輪駆動)の「H2」で走る。 |
4H | ハイレンジ4WD、ハイレンジ直結4WD、直結4WD | 前輪50%:後輪50% | 大規模な凸凹道、急勾配、オフロードの急な下り坂、ヒルクライミング、ぬかるみ、傾斜地、砂地、丸太道、林道(林間)、砂利道、ロックセクション、雪道、階段、モーグル路、ダート路といったオフロード全般を走行するモードで、大きな駆動力で、大きなエンジントルクを持ち、これらのオフロードでフラット感のある安定した走りを実現し、オフロードグリップ及びオフロード走破性を向上させ、前後輪のどれかが空転したときなど、駆動力を全てのタイヤに伝え、全てのタイヤが凸凹道の路面をしっかり捉える。センターデフロックと同じ扱いのハイレンジ直結4WDで、タイヤの回転数のトルク配分は、前輪50%:後輪50%固定のトルク配分で、タイヤの回転数が均等になり、前後輪の回転差動が停止され、駆動力を全てのタイヤに伝え、力強い4WD走行となる。 |
4L | ローレンジ4WD、ローレンジ直結4WD | 前輪50%:後輪50% | 大規模な凸凹道、急勾配、オフロードの急な下り坂、ヒルクライミング、ぬかるみ、傾斜地、砂地、丸太道、林道(林間)、砂利道、ロックセクション、雪道、階段、モーグル路、ダート路といった凸凹道のオフロード全般を走行するモードに加え、ぬかるみからの脱出時、前後輪のどれかが空転したときなど、低速での走破性に優れ、エンジンブレーキの効果を加えた大きな駆動力が必要なときに使用する。センターデフロックと同じ扱いの、ローレンジ直結4WD。トランスファーの変速比をローレンジにした直結4WD。 |
パートタイム4WDの各駆動モードでの速度範囲・最高速度については、「4H」のときは、速度範囲は?km/h以下、「4L」のときは速度範囲は?km/h以下。
スペック:3代目[編集]
- 販売期間=2018年7月~
- 型式、車台番号=3BA-JB74W
- グレード=JC
- 全長=3550mm
- 全幅=1645mm=MSサイズ
- 全高=1730mm
- ホイールベース=2250mm
- 室内長=1795mm
- 室内幅=1300mm
- 室内高=1200mm
- ナンバープレートの分類番号=5ナンバー
- トランスミッション及び足踏みペダル、シフト=4AT
- 駆動方式=パートタイム4WD
- シャーシ(フレーム)の構造=ラダーフレーム
- 車種=SUV
- ボディタイプ=3ドアワゴン、スクエア型、ショートボディのハッチバック、3ドアハッチバック
- タイヤサイズ=「195/80R15、タイヤ外径=693mm」(純正・標準装着)/「205/70R16、タイヤ外径=693mm」(変更後・オプション装着)
- ドア数=3ドア、ショートボディ
- シート列数、シート数=2列シート、4シーター
- 乗車定員=4人乗り、4シーター
- 最低地上高=210mm
- 最小回転半径=
- バックドアの開閉=
- バックドア開けると、全長が「+mm」加わる
- スペアタイヤ=あり、位置はバックドアの背面(正面)
- 車両重量=1090kg
- エンジン型式=K15B、直4
- 排気量(総排気量)=1460cc
- 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
- チェンジレバー=P,R,N,D,2,L
- 4WDトランスファーシフトレバーの場所?=
- 4WDトランスファーシフトレバー=2H、4H、PRESS、4L
- エンジンブレーキの機能=チェンジレバーの「2,L」
- バック音及びライト消し忘れ警告音の音高の周波数=1562Hz
- ハンドル直径=cm
- ハンドルの太さ(厚さ)=cm
- ハンドル位置=右
- フューエルリッドの位置=
- フューエルリッドのふたの長さ=
- スピードリミッター=180km/h
- タコメーターのカウント=8まで
- メーターの数字の文字の角度=水平向き、横向き、横書き
- トリップメーターの走行距離表示の桁数=?桁
- 燃料タンク容量=40L
- 航続距離(1回満タン走行距離)=約km
- ブレーキの機能=ABS標準装備
- ボンネットの縦の長さ=cm
- 地面からボンネットまでの最高の高さ=
- 室内の床からダッシュボードまでの最高の高さ(床マット無し、運転席の正面のみの最高の高さ)=cm
- 室内の床から運転席の椅子の底部までの最高の高さ(床マット無し)=cm
- フロントガラスの広さ=幅(横):上部cm、縦(ガラスに沿った場合)cm
- リアガラス(バックドアのガラス)の広さ=縦:cm、横:cm
- フロントフェンダーの最長=縦:cm、横:cm
- リアフェンダーの最長=縦:cm、横:cm
- アクセルペダル=縦:cm、横:cm
- ブレーキペダル=縦:cm、横:cm
- 内蔵ルームミラーの最長の広さ=縦:cm、横:cm
- ルームミラーの設置場所=
- 対地障害角=「アプローチアングル=?°、ランプブレークオーバーアングル=?°、デパーチャーアングル=?°」
- 燃料残量警告灯(フューエルリッドマーク)の色=?、色相の角度:°、「RGB値=R:,G:,B:」
- メーターの各ランプの色、各警告灯の色=「色数:3色」/「色相°」「色相°」
- メーターライト発光式=
- チルトステアリング機能=
- カーオーディオ専用機器=
- オーディオCDドライブ対応メディア=CD-R、
- オーディオCDドライブ対応ファイル形式=MP3
- ドアミラーの鏡像の最長の広さ=縦:cm、横:cm
外部リンク[編集]
- ジムニーシエラ 実際に取り付けてわかった、フェンダーミラーの視認性向上効果
- ジムニーシエラ(スズキ)のモデル・グレード別カタログ情報
- [1]
- スズキ ジムニー シエラ(JB74W)バック音 - YouTube
- ジムニーシエラ 2018年モデル JC JB74W - 価格.com