スズキ・エスクード

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4代目に改良型、タイヤ外径に関する問い合わせについて意見を募集しています。
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エスクード(ESCUDO、㌇)とは、スズキが販売しているミドルサイズの本格的なオフロードSUV=クロカンSUVである。タイヤ外径は724mmという大きめのタイヤで、最低地上高が200mmと高いハッチバック系の車で、ボディを支える力が強い。クロカンSUV=本格的なオフロードSUVの機能を持ちながら、市街地や高速道路の走破性も高めてある。ボディの構造の一部で、シャーシ(フレーム)は、3代目以降からは、モノコックにラダーフレームを溶接した構造で、ビルトインラダーフレームというやや重いシャーシが採用され、クロカンSUV(ライトクロカン)とクロスオーバーSUVの中間の機能となった。運転感覚は、SUVではスポーティーな走行性能を実現する。SUVらしさは、外観的に少し野生味を感じるボディとなる。凸凹道、丸太道のような障害物、段差、砂利道の未舗装路・オフロードの走破性能は難なく乗り越えられる。着座位置と荷物室の床とダッシュボード及びボンネットの高さは少し高く、高重心に近く、視界や視線は比較的高く見える。

駆動方式は、初代~2世代目までは、パートタイム4WD、3世代目以降からは、フルタイム4WDに変わった。パートタイム4WDは、エンジンを縦置きにした後輪駆動(FR)を基本とする本格的な4WDシステムを採用する構造になっている。

3代目のエスクードの4WDモードは、「4H」「4H LOCK」「4L LOCK」の3モードが選択できる機能を搭載。「4H」モードは、フルタイム4WDとなる。「4H」は、高速走行、濡れた路面、小規模の凸凹道の未舗装路といった、あらゆる路面に共通するモードで、常時走行である。フルタイム4WD「4H」モードにおけるタイヤへの駆動力配分は、タイヤの回転数は、前輪?:後輪?の範囲で可変する不等トルク配分となる。「4H LOCK」は、大きなエンジントルクを持ち、オフロードの登坂路、モーグル地形(モーグル路)、雪道で使う。特に「4H LOCK」での走りは、タイヤはしっかりとオフロードをグリップする。

全幅の大きさは、初代から2代目までは、1695mm以下の範囲で、かつてはコンパクトカーのクロカンSUVで、5ナンバー車だった。3代目以降からは、ボディサイズの全幅が、2代目より少し大きくなったため、ミドルサイズのSUV、3ナンバー車となった。タイヤ外径は、初代(1600XL)は、693mmで、凸凹道対応の走破力にとっては、タイヤ外径の大きさはイマイチだった。理由は、トヨタ・ランドクルーザープラド用のタイヤの外径「776mm」と比較すると、83mm小さいからである。2012年以降のマイナーチェンジでは、バックドアは、これまで装備していたスペアタイヤを廃止。2011年までは、スペアタイヤが付いていて、スペアタイヤの位置はバックドアの正面に付いている。

3代目のうち、2009年以降からは、グレードは、2.4ℓ車のXGの1グレードのみとなった。

3代目のエスクードのライバル車は、その車とサイズが近い車で、アウトランダー、フォレスター、エクストレイルが競合となり、ライバル車と比較して値引き競争。

初代の頃は、フェンダーミラー仕様もあった。2000年から2005年までは、2代目のエスクードをベースにしたもの、グランドエスクードもあった。

4代目で、2022年4月以降のものは、ハイブリッド車を搭載し、機能は従来とほとんど変わらない。

エスクードのバック音及びライト消し忘れ警告ブザーの音高の周波数は、初代(1600XL、1996年11月発売)は約2565Hz(音名:E6より48セント低い)で、かなり高い音で、3代目は約2047Hz(音名:C6より38セント低い)で、初代よりピッチが低くなり、音程感がはっきりしている。

エスクードの歴代モデル:初代[編集]

  • 販売期間=1988年~1997年
  • 型式=ガソリン車はE-TD01W「1600XL」、ディーゼル車はKD-TD31W
  • フェンダーミラー仕様もあり
  • 全長=4075mm
  • 全幅=1650mm~1655mm=コンパクトカー、MSサイズ
  • 全高=1725mm
  • 室内長=1680mm
  • 室内幅=1310mm
  • 室内高=1280mm
  • ナンバープレートの分類番号=5ナンバー
  • シャーシの構造=ラダーフレーム
  • トランスミッション=4AT
  • 駆動方式=パートタイム4WD
  • ボディタイプ=ハッチバック
  • タイヤサイズ=「205/70R16、タイヤ外径=693mm」
  • ドア数=5ドア
  • シート=2列シート
  • 乗車定員=5人乗り
  • 最低地上高=200mm
  • 最小回転半径=5.4
  • バックドア=横開き式、スペアタイヤ
  • スペアタイヤ=あり、位置はバックドアの背面
  • 車両重量=1250kg
  • エンジン=直4
  • 排気量(総排気量)=1590cc
  • 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
  • チェンジレバー=P,R,N,D,2,L
  • トランスファーシフトレバー=2H,4H,N,4L
  • バック音及びライト消し忘れ警告ブザーの音高の周波数:約2565Hz(音名:E6より48セント低い)
  • フューエルリッドの位置=右
  • スピードリミッター=160km/h

エスクード:3代目[編集]

  • 販売期間=2005年~
  • 型式=CBA-TDA4W
  • 全長=4420mm。
  • 全幅=1810mm=Mサイズ
  • 全高=1695mm
  • 室内長=2000mm
  • 室内幅=1490mm
  • 室内高=1230mm
  • ナンバープレートの分類番号=3ナンバー
  • シャーシの構造=ビルトインラダーフレーム
  • トランスミッション=5AT/4AT
  • 駆動方式=フルタイム4WD
  • ボディタイプ=ハッチバック
  • タイヤサイズ=「225/65R17、タイヤ外径=724mm」
  • ドア数=5ドア
  • シート=2列シート
  • 乗車定員=5人乗り
  • 最低地上高=200mm
  • 最小回転半径=5.5m
  • バックドア=横開き式
  • 車両重量=1620kg
  • エンジン=直4
  • 排気量(総排気量)=2393cc
  • 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
  • チェンジレバー=P,R,N,3-D,2,L
  • トランスファーシフトレバー=N,〔⇔PUSH〕,4H,4H LOCK,〔⇔PUSH〕,4L LOCK
  • バック音及びライト消し忘れ警告ブザーの音高の周波数:約2047Hz(音名:C6より38セント低い)。
  • フューエルリッドの位置=右
  • スピードリミッター=220km/h
  • ドアミラーの鏡像の直径=縦:cm、横:cm
  • ボンネットの全長=最長
  • 地面からボンネットまでの高さ=

グランドエスクード[編集]

グランドエスクード(GRAND ESCUDO)とは、かつてスズキが製造、販売していたクロカンSUV。1997年から発売された2代目エスクードをベースに、2000年12月にV型6気筒2700ccガソリンエンジンを搭載して発売された。エスクードの5ドアボディより全長が485mm長く、3列・7人乗りである。タイヤ外径は688mmで、タイヤ外径の大きさはイマイチで、スタイルがシティ系っぽい感じがする。

グランドエスクードのスペック
  • 販売期間=2000年12月~2005年5月
  • 型式=LA-TX92W
  • 全長=4575mm。
  • 全幅=1780mm=Mサイズ
  • 全高=1740mm
  • 室内長=2395mm
  • 室内幅=1355mm
  • 室内高=1230mm
  • ナンバープレートの分類番号=3ナンバー
  • シャーシの構造=
  • トランスミッション=4AT
  • 駆動方式=フルタイム4WD
  • ボディタイプ=ハッチバック
  • タイヤサイズ=「235/60R16、タイヤ外径=688mm」
  • ドア数=5ドア
  • シート=
  • 乗車定員=5人乗り
  • 最低地上高=
  • 最小回転半径=5.9m
  • バックドア=
  • 車両重量=1620kg
  • エンジン=V6
  • 排気量(総排気量)=2736cc
  • 燃料(使用燃料)=レギュラーガソリン
  • チェンジレバー=P,R,N,D,3,L
  • トランスファーシフトレバー=
  • バック音及びライト消し忘れ警告ブザーの音高の周波数:
  • フューエルリッドの位置=右
  • スピードリミッター=200km/h
  • タコメーター=8まで

外部リンク[編集]

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関連項目[編集]