ジャン=ルイ・トランティニャン

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ジャン=ルイ・トランティニャン
Jean-Louis Trintignant
生年月日1930年12月11日(93歳)
没年月日2022年6月17日(満91歳没)
出生地フランス国旗.png フランス ヴォクリューズ県
死没地フランス国旗.png フランス ガール県ユゼス
職業俳優レーシングドライバー
配偶者ステファーヌ・オードラン
ナディーヌ・トランティニャン (1960 - 1976)
著名な家族マリー・トランティニャン(娘)
ヴァンサン・トランティニャン(息子)
ロマン・コリンカ(孫)
ポール・クリュゼ(孫)
ジュール・ベンシェトリ(孫)
ルイ・トランティニャン(伯父)
モーリス・トランティニアン(叔父)
主な作品
男と女』(1966年)
殺しが静かにやって来る』(1968年)
Z』(1969年)
暗殺の森』(1970年)
トリコロール/赤の愛』(1994年)
愛する者よ、列車に乗れ』(1998年)
愛、アムール』(2012年)
 
受賞
カンヌ国際映画祭
男優賞
1969年Z
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(男優賞)
1968年消される男
ヨーロッパ映画賞
男優賞
2012年愛、アムール
セザール賞
主演男優賞
2012年愛、アムール
その他の賞

ジャン=ルイ・トランティニャンJean-Louis Trintignant, 1930年12月11日 - 2022年6月17日)は、フランスヴォクリューズ県出身の俳優

来歴[編集]

フランス南部の出身。1956年ロジェ・バディムの映画で共演したブリジット・バルドーと共に俳優として注目を集め、1966年クロード・ルルーシュの映画・「男と女」でカップルを演じたアヌーク・エーメと共に一躍その名を知られるようになった。

1969年コスタ・ガブラスの「Z」でカンヌ国際映画祭において男優賞を受賞。渋みのある高い演技力で著名な監督の作品に多く出演し、2012年には「愛、アムール」の主演を務めるなど晩年まで俳優として活躍した。

重病を患っていたといわれ、2022年6月17日にフランス南部の自宅で死去した。91歳没。家族によると「老いのため、静かに亡くなった」という。

主な出演作品[編集]

公開年 邦題
原題
監督 役名 備考
1955 空と海の間に
Si tous les gars du monde
クリスティアン=ジャック ジャン=ルイ
1956 街の仁義
La loi des rues
イヴ
素直な悪女
Et Dieu... créa la femme
ロジェ・ヴァデム ミシェル
乙女の館
Club de femmes
ミシェル
1959 危険な関係
Les Liaisons dangereuses
ロジェ・ヴァデム ダンスニー
激しい季節
Estate violenta
ヴァレリオ・ズルリーニ カルロ・カレモーリ
1961 アトランタイド
Antinea, l'amante della città sepolta
ピエール
1962 新7つの大罪
Les Sept péchés capitaux

La luxure”

オムニバス*ジャック・ドゥミ
追い越し野郎
Il sorpasso
ディノ・リッシ ロベルト
スエーデンの城
Château en Suède
ロジェ・ヴァデム エリック
1964 マタ・ハリ
Mata Hari, agent H21
ジャン=ルイ・リシャール
1965 七人目に賭ける男
Compartiment tueurs
エリク
1966 男と女
Un homme et une femme
クロード・ルルーシュ ジャン・ルイ
殺人プロデューサー
Safari diamants
ラファエル
1967 消される男
Un homme à abattre
ラファエル
危険な恋人
Col cuore in gola
ヨーロッパ横断特急
Trans-Europ-Express
アラン・ロブ=グリエ
1968 殺しを呼ぶ卵
La morte ha fatto l'uovo
マルコ
女鹿
Les Biches
クロード・シャブロル ポール・トーマス
恋びと
Mon amour, mon amour
ナディーヌ・トランティニャン
殺しが静かにやって来る
Il grande silenzio
セルジオ・コルブッチ サイレンス
女性上位時代
La Matriarca
パスカル・フェスタ・カンパニーレ カルロ・デ・マルキ博士
嘘をつく男
L'homme qui ment
アラン・ロブ=グリエ ベルリン国際映画祭 男優賞 受賞
1969 孤独なアメリカ人
L'américain
ブルーノ
Z
Z
コスタ・ガヴラス 判事 カンヌ国際映画祭 男優賞 受賞
モード家の一夜
Ma nuit chez Maud
エリック・ロメール ジャン=ルイ
甘く危険な女
Così dolce... così perversa
ジャン
1970 暗殺の森
Il Conformista
ベルナルド・ベルトルッチ マルチェッロ・クレリチ
流れ者
Le voyou
クロード・ルルーシュ
1971 刑事キャレラ/10+1の追撃
Sans mobile apparent
フィリップ・ラブロ ステファン・キャレラ
1972 狼は天使の匂い
La Course du lièvre à travers les champs
ルネ・クレマン トニー
影の暗殺者/フランスの陰謀
L'attentat
1973 パリから来た殺し屋
Un homme est mort
ルシアン
離愁
Le Train
ピエール・グラニエ=ドフェール ジュリアン
1974 暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ
Le Secret
ロベール・アンリコ
1975 危険な戯れ
Le jeu avec le feu
アラン・ロブ=グリエ フランツ/フランシス
ヘルバスター
L'Agression
フリック・ストーリー
Flic Story
ジャック・ドレー   エミール・ビュイッソン
サンチャゴに雨が降る
Il pleut sur Santiago
上院議員
1976 タタール人の砂漠
Il deserto dei tartari
ヴァレリオ・ズルリーニ 軍医ロヴィン
1978 銀行/銀色の愛情
L'Argent des autres
アンリ
1979 メランコリー・ベビー
Melancoly Baby
ピエール
1980 華麗なる女銀行家
La Banquière
フランシス・ジロー バニステール
1982 流血の絆/野望篇
Le Grand pardon
警視
1983 日曜日が待ち遠しい!
Vivement dimanche!
フランソワ・トリュフォー
ザ・クライム/陰謀の罠
La crime
フィリップ・ラブロ
アンダー・ファイア
Under Fire
ロジャー・スポティスウッド マルセル・ジャジー
1984 ヴィバラビィ
Viva la vie!
クロード・ルルーシュ
1985 遠い日の家族
Partir, revenir
クロード・ルルーシュ
ランデヴー
Rendez-vous
アンドレ・テシネ
1986 男と女II
Un homme et une femme, 20 ans déjà
クロード・ルルーシュ ジャン=ルイ
1987 悲しみのヴァイオリン
La Femme de ma vie
ピエール
幻の女
La vallée fantôme
アラン・タネール
1989 バンカー・パレス・ホテル
Bunker Palace Hôtel
エンキ・ヴィラル オルム
1991 メルシー・ラ・ヴィ
Merci la vie
ベルトラン・ブリエ
1994 トリコロール/赤の愛
Trois couleurs: Rouge
クシシュトフ・キェシロフスキ 元判事
天使が隣で眠る夜
Regarde les hommes tomber
ジャック・オーディアール
1995 フェスタ
Fiesta
1996 ロスト・チルドレン
La Cité des enfants perdus
ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ イルヴィン 声の出演
つつましき詐欺師
Un héros très discret
ジャック・オーディアール
1997 ティコ・ムーン
Tykho Moon
エンキ・ヴィラル
1998 愛する者よ、列車に乗れ
Ceux qui m'aiment prendront le train
パトリス・シェロー ルシアン・エメリッヒ
2003 歌え! ジャニス★ジョプリンのように
Janis et John
サミュエル・ベンシェトゥリ キャノン
2012 愛、アムール
Amour
ミヒャエル・ハネケ ジョルジュ カンヌ国際映画祭 パルム・ドール スペシャル・メンション
2017 ハッピーエンド
Happy End
ミヒャエル・ハネケ ジョルジュ・ロラン
2019 男と女 人生最良の日々
Les Plus Belles Années d'une vie
クロード・ルルーシュ ジャン=ルイ