ザラメ糖

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ザラメ糖とは、製品化された砂糖における商品分類で、

  1. サトウダイコンから採取できる蔗糖からなる「白ザラメ」
  2. サトウキビから採取できる蔗糖からなる「黄ザラメ」(黄ザラ)

がある。

概要[編集]

「蔗糖」はサトウダイコンとサトウキビの両方から同じ物質が採取でき、それが経済的に拮抗しているため理論経済学において重要な位置にある。そのため「黒砂糖」と「てんさい糖」のようにブランド化の試みもある。

人間生活との関わり・利用[編集]

白ザラメは金平糖の種、黄ザラは「かえし」にも使われるため、焼肉のタレや鰻の蒲焼のタレ、焼鳥のタレの材料としても用いられるが必須ではない。醤油味醂日本酒などを用いた「かえし」も多い。
「かえし」を味醂で同割に割れば、「焼肉・焼鳥なんでも来い」という萬能ダレができる。

正直なところ、キッコーマンの(特選 丸大豆醤油でない普通醤油)に「みりん風調味料」と同割(半々)に混ぜたものに上白糖を加えたものに水を足して煮切って(アルコール分を飛ばして)やれば「かえし」ができ、「八方汁」といって出汁で割れば和食において重宝する。面倒臭かったらにんべんの 「めんつゆ」で間に合う。

業務用の黄ザラは「カルメ焼」(カルメラ)や「べっこう飴」などによく用いられた。

その他[編集]

関連作品[編集]

関連項目[編集]

参考資料[編集]

外部サイト[編集]

脚注[編集]