昆布

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昆布海藻の一種とされ、褐藻に分類される。多くは加工・乾燥したものもいう。「こぶ」「こんぶ」の呼称がある。
主に北海道で産出されるが、人口あたりの消費量は沖縄県がもっとも多いという話もある。

概要[編集]

かつては植物に分類されていたが、現在は微生物とされている。ただし微生物とは称されるものの、「世界最大の海藻」と呼ばれるジャイアント・ケルプのように数十メートルにまで成長するものもある。

用途[編集]

東洋では食用にしたり、出汁材としてスープをとったりしているほか、医薬品や化粧品、サプリメントにも使われている。水溶性の食物繊維を多く含むが、過剰に摂取すると消化器不全(下痢など)を起こすこともあるので、「健康食品」扱いは控えたほうがよい。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

E・ローゼンバーグI・R・コーエン『入門現代生物学』培風館2001年4月10日初版第15刷発行