コンピューターが反乱を起こす映画

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コンピューターが反乱を起こす映画とは、コンピューターが狂って人間に危害を加えるようになる時代や状況を描いたSF映画である。

興味深いことに、このような映画はパソコンが普及するよりもずっと前から作られている。

そのようなことが起り得る時代になりつつある。それを予言しているようで不気味である。

主な作品[編集]

カレル・チャペック『R.U.R』
2001年宇宙の旅 木星に向かっていた宇宙船のコンピューターが狂って宇宙飛行士たちを殺害する。

新造人間キャシャーン 古いアニメ。落雷によって狂った産廃処理用ロボット(アンドロ軍団)が反乱を起こす。普通の人間ではアンドロ軍団と戦っても勝ち目はないため、東博士の息子の鉄也が新造人間キャシャーンとなってアンドロ軍団に戦いを挑む。アンドロ軍団に殺害された愛犬ラッキーも、ロボット犬フレンダーとなってよみがえる。

ウエストワールド アメリカの西部開拓時代に似せて作られた遊園地でロボットが反乱を起こす。

2300年未来への旅 何世代も続いている大型核シェルターのような都市で、そこを管理しているコンピューターが人口制限のために30歳以上の者を殺してしまう。外の世界を見た主人公のローガンは市民を脱出させようとする。人が増えすぎないように殺してしまうなんてコンピューターが考えそうなことである。最初は人がそのようにプログラムしたのかも知れない。しかし、それを平然と実行してしまうコンピューターの不気味な行動に恐怖を感じる人もいるが、「下手な民主主義よりコンピュータに支配されたほうがよっぽどマシ」と考える人もいる。

エイリアン 遠い惑星で採掘された鉱石を地球に運ぶ途中の宇宙船ノストロモ号に狂暴な異星生物が入り込み、乗組員を次々に殺害するが、宇宙船のコンピューターやロボットは、会社の利益のために狂暴な異星生物を地球に持ち帰ろうとする。

ターミネーター 未来ではコンピューターが人間を絶滅させようと核戦争を起こす。更に、生き残った者たちを殺す。間もなく人類が絶滅するというとき、ジョン・コナーという男が抵抗軍を組織する。2029年、コンピューターはジョン・コナーが生まれる前に、その母親となるサラ・コナーという女性を殺害してしまうことを計画、タイムマシンで1984年のロサンゼルスに殺人ロボット、ターミネーターを送り込む。

2300年は遠い未来だが、2029年は近すぎる未来で不気味である。

i,robot

『ヴァレンティーナ』

『月は無慈悲な夜の女王』

『TRON』

諸星大二郎『アメリカの黒船』

『鉄人二十八号』。「あるときは正義の味方、あるときは悪魔の手先、善いも悪いもリモコン次第」なので、単に操縦者(プログラマ)の話である。

その他[編集]

スーパーコンピューターによる独裁政治ならば、脱税も税金の二重取りも無くなるだろうし、人間の政治家のようにカルト集団に買収されて悪事に荷担することも、戦争を始めて引っ込みが付かなくなってしまうこともないだろう。そのような時代は目前だが、想定外の問題が起こるかも知れない。

脚注[編集]

関連項目[編集]

ロボット三原則