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引っ込みが付かない
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引っ込みが付かないとは、人間が陥りやすい、とても危険な心理状態を表現した言葉である。
概要[編集]
間違った主張をした者が、その後の意見交換等を通じて、自分の主張が間違いであることが明かになったにも関わらず「間違った主張を撤回したら格好付かないから、間違いを押し通してやるんだ」という心理状態に陥ってしまうことを表現した言葉である。
もう一つは、間違った行動を始めた者が、後からそれが明かに間違いであることに気付いたにも関わらず、格好付かないので、間違った行動を続けてしまうときの心理状態を表現した言葉である。
引っ込みが付かなくなった者は、世界を破壊することさえ平気でしてしまうのである。
用例[編集]
- 第二次世界大戦を始めたヒトラーは、引っ込みが付かなくなって、勝ち目のない戦争を続けて大きな被害を出した。
- 検察官は容疑者を取り調べる内に「この人は無実だ」と確信した。しかし、引っ込みが付かないから死刑を求刑した。
- ロシアのプーチン大統領はウクライナに侵攻し予想外の猛反撃を受けた。しかし、引っ込みが付ないので戦争を続けている。引っ込みが付かない奴が一人いるために、何万もの若者が死んだのである。
- 俺の父親はヘビースモーカーだ。母親は「煙草は体に悪いわ」と言った。父親は「うるさい。煙草は体に良いんだ」と言って引っ込みが付かなくなって、一日3箱吸い続けている。
- 「原発は安全です」と言って引っ込みが付かなくなった東京電力は、原子力発電を続けて大事故を起こした。
類語[編集]
- 振り上げた拳の降ろしどころがない