クリスト(1935年6月13日 - 2020年5月31日)は、アメリカの現代美術家。本名はChristo Javacheff(クリスト・ヤバチェフ、クリスト・ヤバチェフ)。
ブルガリアで生まれる。フランスのパリに渡仏し、1960年代にアメリカに渡米し、そこで妻のジャンヌ・クロードと共に活動を開始。様々な物体や景観を布などで覆う手法を得意とした。パリのセーヌ川に架橋されているポンヌフ橋を丸ごと包んだ作品などで知られ、「梱包芸術家」の異名をとる。1995年には夫妻で高松宮殿下記念世界文化賞(彫刻部門)を受賞した。
晩年の2009年には妻に先立たされている。2020年5月31日にニューヨークの自宅で死去した。84歳没。