ギャロウズ・ポウル
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『ギャロウズ・ポウル』(Gallows Pole) は英国のロックバンド、レッド・ツェッペリンの楽曲。アルバム「レッド・ツェッペリン III」のB面一曲目に収録。
概要[編集]
元々はアメリカの古いブルースレパートリーで、レッドベリー、フレッド・ゲーラック、オデッタなど数多くのブルース歌手がレパートリーにしてきた曲である。
レコードでの演奏時間は4分56秒で、クレジットはジミー・ペイジとロバート・プラント。アコースティックギターで始まり、マンドリンとベース、ドラムが入って加速してゆくアコースティック・ハードロックともいえる楽曲である。歌詞は今にも処刑されそうな男が首吊り執行人(ハングマン)に助命を嘆願し、弟に銀と金を持ってこさせ、妹の情操まで与え、それでも処刑されて執行人の笑い声がこだまするというなんとも胸糞悪いものとなっている。90年代に入ってペイジ・プラントとしてのアルバム「ノー・クォーター」にもゲストミュージシャンを加えて収録され、シングルカットされたこの曲は全英35位を記録した。
ライヴ演奏[編集]
初めて演奏されたのは1970年12月19日のマジソンスクエアガーデン公演(夜の部)で、「コミュニケイション・ブレイクダウン」の中に挿入されたアドリブ的なものだった。1971年のコペンハーゲン公演と英国イプスウィッチ公演ではエレクトリックのアレンジでフル演奏され、その後は「胸いっぱいの愛を」や「トランプルド・アンダーフット」にときたま歌詞が挿入された。