ギデオン
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ああ主なる神よ、どうなることでしょう。わたしは顔をあわせて主の使を見たのですから
- ギデオン
ギデオンとは、旧約聖書の士師記の6章から8章で登場する人物。300人という少数精鋭部隊で135,000人の敵軍を撃破した話は有名。
概要[編集]
非常に用心深い性格[1]。ヤハウェの使いが現れて、ミディアン人からイスラエル人を救い出す任務を受けた際にも、幾つかの印を求めた[2]。
イスラエル人たちを救った後にイスラエル人たちから統治を依頼されているが、それは断っている[3]。政治にはあまり関心が無いように見える[1]。
ミディアン人を打ち破ってからギデオンが死ぬまでの40年間は、イスラエルは平和だった[4]。
精鋭部隊の選別方式[編集]
士師記7章では、以下のような2段階方式で精鋭部隊を選別している。その指示はヤハウェから来ている。
- 戦闘に恐れを成している者は帰す。
- まずはこれで32,000人中22,000人が帰った。残ったのは10,000人。
- 水辺で水をかがんで飲んだ者は帰す。
- これで9,700人が帰った。残った300人は水を手で口に運んだ模様。
- 周りには10,000人の仲間がいる状況であっても、水を飲む際に周囲への警戒を怠らなかった者が選ばれた、と考えられる[1]。
敵軍の主な死因[編集]
- 不意を突かれた混乱による同志打ちに見えるが、ヤハウェがそういう状況にされたとされている[5]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 士師記(口語訳)#第6章 - ウィキソース
- 士師記(文語訳)#第6章 - ウィキソース