キンブナ

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キンブナ
分類
コイ目
コイ科
亜科コイ亜科
フナ属
Carassius buergeri
亜種キンブナ
名称
学名Carassius buergeri ssp. 2
和名キンブナ (金鮒)
保全状況
環境省レッドリスト準絶滅危惧種


キンブナとは、コイ目コイ科フナ属に属するC. buergeriの亜種である。「キンタロウブナ」「マルブナ」「マブナ (混同)」とも

形状[編集]

体色は赤褐~黄褐色で、金色の光沢を帯び、各鰭は赤褐色である。

鱗の縁は明るい。鰓耙数は26〜42。体高は低い。

背鰭はIII+11-14。ギンブナに似るが、体高は低く、背鰭の軟条は14以下である。

生態[編集]

関東から東北の水田や用水路に生息する。大型の底生動物を食べる[1][2]

春から初夏に産卵する。卵は水草に産み付ける。[2]

キンブナは、水温20℃以下では1週間程度で卵が孵化する。仔魚は5mm前後で、孵化後、1年後立つと体長5~8cmになり、成熟する。[1]

孵化して2年経つと10〜12cmになる。キンブナは15cm以上になることは少ない。[1]

脚注[編集]

出典
  1. a b c ギンブナ - 東京都島しょ農林水産総合センター”. 2023年2月25日確認。
  2. a b ギンブナ - 神奈川県レッドデータブック”. 2023年2月25日確認。