キイロスズメバチ
ナビゲーションに移動
検索に移動
キイロスズメバチ(黄雀蜂)とは、アジアを中心に広く分布しているスズメバチの一種。体は黄色と黒の縞模様が特徴で、比較的大型の蜂である。非常に攻撃的な性質を持ち、巣を守るために集団で攻撃してくることがある。
概要[編集]
成虫は吸蜜性であり、フルーツジュースなど甘いものも餌とする。空き缶に残ったジュースなどを狙って都会にも進出している、
ただし幼虫は肉食性である。そのため親がセイヨウミツバチの幼虫を狙って集団で巣を襲ってくる。養蜂家にとっては大敵である。ニホンミツバチはある程度抵抗性がある。
天敵はオニヤンマとオオスズメバチとヒト。
人間生活との関わり・利用[編集]
比較的高いところに巣を作るため駆除が厄介である。
とはいえオオスズメバチはスズメバチを幼虫のエサとしてスズメバチを襲い、群れをなしてキイロスズメバチの巣を襲って幼虫ごと全滅させたりもする。こうなると周囲から丸見えだし、奥まった場所に巣を作っても相手もハチであるから小回りがきく。これにアシダカグモでも参入してこようものなら相当に分が悪そうである。
子供に対する情操教育やリテラシーを考えると、ヤモリやアシダカグモやアズマヒキガエルやマミジロハエトリなどは「お隣さん」「同居人」、オオスズメバチやアシナガバチやオニヤンマは「ご近所さん」程度に思っておくのがリテラシーと思う。
特徴[編集]
木の枝や建物の軒下など、比較的高い場所に営巣することが多い。そのため駆除が厄介である。
強力な毒を持つ針で刺して防衛しするため、アナフィラキシーショックを引き起こすこともあるため、注意が必要。