ヤモリ
ここでは、ニホンヤモリやタワヤモリ[1]などヤモリ科の類をまとめてヤモリと呼ぶ。
ヤモリとは?[編集]
主なヤモリはヤモリ科であり、絶滅危惧種指定等になっている都道府県もある。
実はヤモリは(おそらくは平安時代以降に日本に唐船などから)入ってきた外来種なのである(史前帰化種という。ニュウナイスズメやアシダカグモやクスノキなども史前帰化種)。
ヤモリの主な主食は小さな昆虫で、蛾やコオロギやゴキブリを食べる。漢字で「守宮」と書くように、人家に害虫として出る前述したものやハエトリグモなども食べている。体長は~16cm。(ニホンヤモリ)トカゲやカナヘビと同じように尾を自切・再生することができる。手足は4本で、それぞれに指が5本ある。5本の指には細かい吸盤がついているので、垂直な壁や網戸等に張り付いて活動することが可能である。ヤモリはハンドリングの最中に死んだふりをするときがある。
なお、巣箱を架けるとときどき繁殖したりもする。小鳥の巣箱と違って、薄型で横に入口があるとよい。エアコンの室外機の裏に設置するとよい。製作法は専門の書籍やネット情報に当たられたい。
威嚇行為[編集]
行う原因[編集]
なぜ威嚇行為をヤモリが行うかというとその主な理由は2つある。
1.ストレス[編集]
ヤモリはストレスにより威嚇行為を行うことがある。ストレスはハンドリングのしすぎなどでたまる。
2.恐怖心[編集]
ヤモリを捕まえるときにもわかるように、ヤモリは口を開けて噛みつく。(無害)
手段[編集]
これには噛みつきの他に、鳴くことも含まれる[2]。
脚注[編集]
- ↑ “ニホンヤモリとタワヤモリの見分け方 - 広島大学デジタル博物館”. www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp. 2022年12月23日確認。
- ↑ (日本語) ヤモリの鳴き声 2022年12月23日閲覧。
その他のヤモリ[編集]
愛玩動物として知られているヒョウモントカゲモドキなどがいる。
ゴキブリが嫌いな人にはトッケーなどもペットとしての選択枝はありうるが、「鳴く」ので都会では世間体が悪いという欠点がある。グァム島やサイパン島ではトッケー・ゲッコーが普通に棲息しており、夜になるとよく鳴いている。光に寄ってくる昆虫を捕食するために照明に寄ってくるため、安宿で「悪趣味な天井の柄だなぁ」と思っていたら本物のヤモリだったという話はある。ただしお守りとしてヤモリは愛されているため、それも風情のうちではあると諦念していただきたい。日本ではマミジロハエトリ程度の立ち位置ではある。とはいえ沖縄ではアシタカグモがいると「ハブが寄ってくる」というので嫌われているらしい。