ガロウ

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ガロウ(がろう)とは、ONEの漫画作品ワンパンマンに登場する敵キャラクターである。

概要[編集]

金髪で尖った髪型の少年。19歳。 人間ながら怪人を自称していた。初期は流水岩砕拳を使っていた。しかし戦いを重ねるにつれて独自の拳法に改良されていき、怪害神殺拳が出来上がる。が、サイタマに討伐される。

活躍[編集]

S級ヒーローのシルバーファング(バング)の元1番弟子であったが、実戦稽古と言ってチャランコ以外の兄弟弟子を再起不能にしたため、バングから追放された。 幼少の頃にいじめを受けており、その体験こそがガロウの歪んだ感情の根源となっていると思われる。

その後、ヒーロー協会が行った外部の者をヒーローとして取り込む企画に参加し、A級ヒーローや犯罪者達に無傷の勝利を収め去っていった。ある日、S級のタンクトップマスターをボスにするタンクトッパー達の襲撃を受ける。圧倒的なパワーに苦戦するが、流水岩砕拳を使用し始めた後から動きが変わり、一方的に勝った。 強さを煮込まれ怪人協会にスカウトされるが、自分の怪人主観と違っていたため決裂した。[1]災害レベル竜数体相手に瀕死の重傷を負わされる。


傷が癒えた頃から徐々に怪人に変化していき、S級ヒーローと対峙する時点には悪魔のような姿に変貌していた。[2](既に少年だった彼の面影は無い。)それと同時に圧倒的な強さも身に付けており怪人やS級ヒーロー達を全く寄せ付けず全員戦闘不能に追い込んだ。


しかし突如現れたサイタマには敵わず、サイタマに「ガロウが本当になりたかったのはヒーローだった」と指摘され生気を失う。アマイマスクを初めとするヒーロー達に処刑されそうになるも、サイタマや不細工な少年の説得もあり、生気を取り戻し誰にも見えない速度で何処かに去っていった。その後の消息は不明だが、現在も生存しているものと思われる。

余談[編集]

  • 作者はボロスとどちらが強いかと聞かれた際に「遠距離ならガロウには飛び道具が無いためボロス、近接戦ならガロウ(要約)」と答えている。
  • サイタマにはコスプレをした怪人(=人間)として成敗されている。つまり、ボロスなどのような怪人とは違い殺されないように戦ったとされている。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. 絶対悪を目指しているのは自分ではヒーローになれないと妥協したためであり、一般人の殺害や世界征服は望んでいない。寧ろ絶対悪の前に人々は一致団結して世界は平和をするのが彼の真の目的であり、野望なのである。
  2. 怪害神殺拳を使いだしたのもこの頃である。