カーイム (ファーティマ朝カリフ)
ナビゲーションに移動
検索に移動
カーイム | |||||||||||||||||||||
|
カーイム(Qā'im)は、北アフリカのファーティマ朝の第2代カリフ(在位:934年 - 946年)。
生涯[編集]
父は初代カリフのウバイドゥッラー・マフディー・ビッラー。912年に父から王位継承者に指名され、各地の反乱鎮圧を任された。しかしエジプト支配における教宣活動はアッバース朝などの抵抗や妨害を受けてあまりうまくいかなかった。934年に父が死去すると跡を継ぎ、首都がチュニジア東部のマフディアであることを宣言しながら、地中海の支配にも乗り出している。
944年、ベルベル人の軍を率いたアブー・ヤズイードの反乱が起こるとその鎮圧に努めるが、それを鎮圧できないまま2年後に死去した。享年54。カリフは子のマンスールが継承した。
|
|