マンスール (ファーティマ朝カリフ)
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マンスール | |||||||||||||||||||||
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マンスール(Manṣūr)は、北アフリカのファーティマ朝の第3代カリフ(在位:946年 - 952年)。
生涯[編集]
父は第2代カリフのカーイム。946年に父が反乱の最中に死去したため、跡を継いでカリフに即位する。しかしアブー・ヤズイードの反乱は結束が乱れ始めたので、マンスールはこの反乱を鎮圧することに成功した。彼の名の「マンスール=勝利」とは、この反乱鎮圧により勝利によるものである。
その後はカリフとしての権力、権威を強め、カイルアンの近くに新たな都市を建設し、王朝の組織化に努めた。対外的には後ウマイヤ朝の首都であるコルドバへの侵攻を再開し、シチリア島を再度占領した。
952年に40歳で死去し、跡を子のムイッズが継いだ。
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