カトリック東京大司教区

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カトリック東京大司教区(かとりっくとうきょうだいしきょうく)は、東京都千葉県を管轄区域とするカトリックの司教区[1]である。東京大司教区は東京教会管区(横浜、東京、さいたま、新潟、仙台、札幌)の6つの司教区の中心となっている。

沿革[編集]

1876年、日本の教会は南緯代牧区、北緯代牧区の二つに分かれた。 1878年、北緯代牧区の司教座が横浜から築地教会へ移される。 1891年、北緯代牧区は東京教区と函館教区の二教区に分割され、東京教区は大司教区に昇格。関東7県と中部地方9県が東京教区の管轄になる。 1920年、司教座聖堂が関口に移される。 1922年、名古屋知牧区が設立され愛知、岐阜の2県が東京大司教区より神言会に分割・委譲された。 1937年、東京大司教区がパリ外国宣教会から邦人教区として独立した。東京と千葉県を除いた地域は横浜教区に分割・委託された。 1945年、関口の司教座聖堂が戦災のために焼失したため、神田教会が仮司教座聖堂となる。 1960年、土井辰雄大司教が日本人初の枢機卿に任命される。 1970年、土井枢機卿の逝去にともない、同年4月に白柳誠一大司教が教区長に就任。 1994年、白柳誠一大司教が枢機卿に任命される。 2000年、白柳枢機卿の引退にともない岡田武夫大司教が教区長に就任。 2017年12月16日、タルチシオ菊地功大司教は東京大司教に就任した。新潟教区の管理者も兼務しており、後任が決まるまで新潟教区の責任者を兼務する。

概要[編集]

参考文献[編集]

  1. 司教が教会行政上の裁治権を行使する区域を『司教区』という