オン・セミコンダクター・ホールディングス

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オン・セミコンダクター・ホールディングス株式会社
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地日本国旗.png日本
370-0596
群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号
設立2006年(平成18年)7月3日
(三洋半導体株式会社)
業種製造業
事業内容半導体製品の製造、販売
代表者President and Representative Director Mamoon Rashid[1]
資本金1億円[2]
売上高6億2520万米ドル(2013年12月期決算)[3]
従業員数623人(2015年1月現在)[2]
主要株主オン・セミコンダクター(米国) 100%
主要子会社オン・セミコンダクター新潟
オン・セミコンダクター関東
システム・ソリューションズ・ディストリビューション
外部リンクhttps://www.onsemi.jp/
http://www.sanyosemi.com/jp/ (リンク切れ)

オン・セミコンダクター・ホールディングス株式会社(旧システム・ソリューションズ株式会社)は、米国企業傘下にある日本の半導体専業メーカーである。LSI、ディスクリート、ハイブリッドICを主な事業分野としている。

概要[編集]

三洋電機株式会社の半導体部門(半導体カンパニー)が分社し、100%子会社として2006年7月3日に設立された。本社は三洋電機株式会社の東京製作所(群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号)内にある。

2007年10月、三洋電機は三洋半導体(さんようはんどうたい)の売却について、買収ファンドのアドバンテッジパートナーズと交渉を続けたが、価格面で折り合わず交渉を打ち切った。この時点で三洋半導体は売上高1800億円、営業利益約40億を計上しており、自主再建の方針となった[4]

しかし、2010年7月、三洋電機は米国のオン・セミコンダクター (ON Semiconductor)に約330億円で三洋半導体を売却すると発表した。この時点で三洋半導体は売上高995億円、営業損益は71億円の赤字に転落していた[5]。旧三洋半導体の買収の意義について、Rashid氏は次のように語っている。「買収した理由はいくつかある。まず、当社の長期のM&A戦略だ。それは、当社の製品ポートフォリオを拡大するために、主要エンド・マーケット向けに当社の製品群を補完する技術や製品を増やすというものである。三洋半導体の買収は、このM&A戦略に則していた。第2の理由は、三洋半導体の買収は、当社の日本における存在感の強化、顧客増加、マーケットシェアを上げることにつながると考えたことである」[6]

2011年1月1日にオン・セミコンダクターによる買収が完了し、同社の100%子会社として運営されている。当初、最長3年間はSANYOロゴを使用する計画であるとしていたが[7]、2013年9月にロゴが変更された。さらに、ブランド名を ON Semiconductor に統合するため、2014年2月に商号をシステム・ソリューションズ株式会社と変更した[8]

統合当初の旧三洋半導体は、System Solutions Group(SSG)という事業体としてオン・セミコンダクターに編入されていたが[9]のちに同グループは解消されている。

沿革[編集]

  • 2006年7月 - 三洋電機株式会社から半導体部門を独立させ、三洋半導体株式会社を設立
  • 2011年1月 - 三洋半導体株式会社とオン・セミコンダクターが経営統合を完了[7]
  • 2013年10月 - 三洋半導体グループ全社員の半分近くに相当する最大910人を削減すると発表[10]。当面の人員削減は「これで最後になる」(Rashid氏)としている[11]
  • 2014年2月 - 商号をシステム・ソリューションズ株式会社に変更[8]
  • 2018年1月 - 商号をオン・セミコンダクター・ホールディングス株式会社に変更した[12]

主な製品[編集]

  • バイポーラLSI
  • BiCMOS LSI
  • MOS LSI
  • ディスクリート
  • ハイブリッドIC

脚注[編集]

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外部リンク[編集]