エビフライ

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エビフライとは、日本の洋風料理。甲殻類の一種であるエビに衣をつけて揚げた料理。タルタルソースやウスターソースをつけて食べることが多い。日本では定番の揚げ物の一つで、スーパーなどの惣菜、あるいは取り出して揚げるだけの既製品、冷凍食品などとしても広く販売されている。

種類[編集]

エビフライの素材としては、バナメイエビが多く利用されている[1]。養殖が簡単で安価であるためであると思われる。ほかにもクルマエビやブラックタイガー(ウシエビ)など、手に入りやすさと大きさがちょうどいいエビが利用されている。イセエビのエビフライなるジャンルもある[2]が、もったいないので刺し身で食べたほうが良いだろう。

歴史[編集]

東京、銀座にある洋食店「煉瓦亭」が発祥とされている[3]。煉瓦亭でポークカツレツが人気となったのち、魚介類を揚げたフライ料理の一つとして生み出された。

尻尾にまつわる話[編集]

しっぽを食べても食べなくても健康に影響はない[4]

エビフライの尻尾はゴキブリの成分と同じ、なる話が出回っている[5]。たしかにゴキブリの身体もエビのしっぽも、キチン質と呼ばれる似たような物質でできている。だからどうしたという話で、物質が似ているなら同じと言うなら、あらゆる生き物はだいたいタンパク質でできているからゴキブリと同じとも言えてしまうだろう。そもそも、キチン質でできているからゴキブリは気持ち悪いわけではない。そんなことをわざわざ食事中に嫌がらせのように言う人間とは縁を切った方がいい。

近縁種[編集]

海老天は形がよく似ているが、パン粉を使用しない点が異なる。

脚注[編集]

関連項目[編集]