イラク総選挙( - そうせんきょ)とは、イラクの国会議員を選ぶ直接選挙のことである。勝利した政党連合が次期政権発足への主導権を握り、選挙後に連立交渉を行なう。任期4年で定数は329議席。9議席はキリスト教徒などの少数派の枠となっている。イラク全土18州を各1選挙区に分け、比例代表制で選ぶことになっている。首相のポストは多数派のイスラム教シーア派で、大統領はクルド人、国会議長はスンニ派に割り当てるのが慣例となっている。2018年5月の時点で総候補者数はおよそ7000人で、有権者数はおよそ2400万人である。