イヌザンショウ

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イヌザンショウ(いぬざんしょう)は、植物界種子植物門被子植物亜門双子葉植物綱ミカン科落葉低木である。

名称[編集]

サンショウに似るが、香りがないため。[1]

概要[編集]

樹高2~3mになる。羽状複葉で花期は7~8月、黄緑色の小さな花を多数咲かせる。花後は緑色の果実となり、熟すと褐色となる。

分布[編集]

北海道から九州の山地。

薬用[編集]

打ち身に、樹皮や果実を天日乾燥して粉末にしたものを患部に塗る。痔には煎じた液を塗ると良いとされる。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. この場合の「イヌ」は名詞につく接頭語で、「似ているが本物ではないこと」を意味する。