アブデルアジズ・ブーテフリカ

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アブデルアズィーズ・ブーテフリカアラビア語: عبد العزيز بوتفليقة‎、Abdelaziz Bouteflika, 1937年3月2日 - 2021年9月17日)は、アルジェリアの政治家。1999年から2019年まで20年にわたって同国大統領を務めた。日本の外務省のホームページではアブデラズィズ・ブーテフリカと記載されている[1]

来歴[編集]

モロッコ東部のウジダで生まれる。フランスに対する独立戦争に参加し、1963年に26歳で外相に就任。

1999年に大統領選で初当選するが、これは34年ぶりの文民大統領であった。就任後は15万人以上が犠牲になって暗黒の10年と称された1990年代からのイスラム過激派と軍の内戦の終結に尽力。2011年から中東民主化運動であるアラブの春において中東や北アフリカで長期政権が相次いで崩壊したが、彼の政権は維持した。2013年脳卒中を患い、2014年に4期目に就任する。さらに2019年4月に実施予定だった大統領選で5選を目指すと表明したが、あまりに長期政権を続けたことから多選批判のデモが相次ぎ、辞任に追い込まれた。

2021年9月に84歳で死去。

外部リンク[編集]