アイーダ・スルガン

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アイーダ・スルガン(あいーだ・するがん)とは、アニメイズム内のオリジナルアニメであり富野由悠季監督作品『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するキャラクターである。本作のメインヒロイン的キャラ。

概要[編集]

CV:嶋村侑
大陸規模の国家・「アメリア」所属の秘密部隊である「海賊部隊」にモビルスーツパイロットとして参加している謎の少女。アメリア軍のトップであるグシオン・スルガンの実の娘であり、当初はアイーダ・レイハルトンと名乗っていた。アメリア軍関係者からは「姫・姫様」と呼ばれている。
国家「キャピタル・テリトリィ」が運営する軌道エレベーター・「キャピタル・タワー」を突如として襲撃するが、ベルリ・ゼナムが駆る「レックン」に返り討ちし捕縛され、そのまま捕虜となってしまう。その後、クリム・ニックの活躍とテリトリィ内部の強硬派の暗躍によりベルリ達を巻き込んで海賊部隊の旗艦「メガファウナ」に帰還。ベルリと共に地球圏を巻き込む戦乱に立ち向かう事になる。

なお、「G-セルフ」の名付け親は彼女である。名前にはGそのものという意味があり、宇宙世紀において活躍した機体の系統に連なるG系列の技術を最も色濃く反映されている事から付けている。

性格[編集]

「姫様」らしく堂々として真っ直ぐな姿勢で、どこか優しく気品ある振る舞いを見せる。特にヘルメットを取った後の髪をなびかせた姿はベルリを一目惚れさせるほどの破壊力を持つ。メンタル力も高く、敵MSによって危機に陥っても屈せず果敢に戦うなど、心の強さを持つ。一方で年相応(外見)の弱さも持ち合わせており、自身の想い人であったカーヒル・セイントを失った際には動揺して涙を流して悲しんでおり、自身の実力不足に対して悩んでもいる。心の弱さを持つ故に、戦いの末に恩師・デレンセン・サマターを殺してしまいショックを受けるベルリを気遣うなどの、他者に対しての優しさも見せている。

意外といじっぱりで、一度決めた事は意地でも曲げない強情なところも持っている。緊張状態の中で敵の本拠地である月の裏側へ潜入すると言い出すなどしてはベルリを巻き込んでいる。また、後方へ配置と念を押されても敵側へ突っ込んで行ったりするじゃじゃ馬っぷりよく見せており、メガファウナ艦長のドニエル・トスは頭を悩ませている。

能力[編集]

「G-セルフ」に選ばれ、ベルリとラライヤ・マンディと同じく操縦出来る一人。アイーダには「G-アルケイン」というG系列の専用機体を持っており、「G-セルフ」はベルリに譲り、戦闘では専らこっちに搭乗して出撃している。戦闘技術に関しては上手いとは言い難く、操縦ミスをしでかしたり、敵MSの前に押される場面が目立つ。本人も未熟な腕を自覚しており、1話でベルリの駆る「レクテン」に負けて鹵獲された際には涙を流して自分を責めたり、自らを自虐する場面もある。

アメリア軍内からはどこか神聖視されているようで、アイーダや「G-アルケイン」が姿を見せた際には驚いており、兵士達から慕われている。

交友[編集]

  • ベルリ・ゼナムからは好意を寄せられている。一方アイーダの方は当初は敵方の人間と見ており、後にベルリがアイーダを救出しに来たカーヒルと乱戦の末殺してしまった一件を機にベルリに敵対心を向けるようになり、戦闘でやむなくベルリをサポートした際には泣いている。しかし、自分達を守るために奮戦するベルリの姿を見、ベルリがデレンセンを殺してしまった戦いを機に優しさ・頼もしさ・仲間意識などの複雑な感情を持つようになっている。なお、両者はベルリの母親・アイーダの父親とも対面済みである。
  • ノレド・ナグラライヤ・マンディとは一緒に過ごす機会が多い同性で同じ年頃という事で、よく打ち解けている。ラライヤの事をよく見ており、次第に記憶を取り戻してきていると考えている。
  • 前述の通りカーヒル・セイントに対して好意を抱いていた。自身を気遣ってくれるカーヒルをアイーダは信頼しており、その死にはショックを隠せなかった。

関連タグ[編集]

ガンダム Gのレコンギスタ ヒロイン ガンダムシリーズ