クリム・ニック

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

クリム・ニック(くりむ・にっく)とは、アニメイズム内のオリジナルアニメであり富野由悠季監督作品の一つ『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するキャラクターである。高い実力を持つ、一応は主人公の同僚。

概要[編集]

CV:逢坂良太
大陸国家「アメリア」の特殊部隊「海賊部隊」に所属するMSパイロット。後に戦艦「サラマンドラ」艦隊のMS(モビルスーツ)大隊長となっている。階級は中尉→大尉。

本名はクリムトン・ニッキーニで、アメリア国大統領ズッキーニ・ニッキーニのご子息である。しかし、本人はその立場を威張る事は無く、権力や政治の場には興味を持たない。高いMS操縦技術とセンスを持つアメリア軍きってのエースパイロットであり、本人も軍に身を置きあくまで一人のパイロットとして戦いに出向く事を好んでいる。

性格[編集]

アイーダ・スルガン曰く「MS大好き男」、周囲の人間曰く「ドラ息子」・「自称天才」
好戦的で喧嘩っ早く自信過剰な性格で、基本は上から目線かつ相手を見くびっている。極端なほどの自信家なうえに、それに実力と戦果が付いてくるので手が付けられない。本人も自身の優秀っぷりに酔っている。たった一機で出撃したり・無意味に高圧的な言動や挑発をして相手と衝突したり・勝手に有志を募って奇襲戦や避けるべき戦いを行ったりと、自身の実力頼みの短絡的で無茶苦茶な行動が目立つ。油断もしまくっている。
なにかとキザったらしく無駄にデカい立ち振る舞いも多く、これらがコメディな感じになっている。黙っていれば普通にイケメンキャラなのだが、完全に自身の性格で潰してしまっている。しかし、これが魅力的でいい味になっているのもまぎれもない事実である。

ちなみに、自分の失敗はちゃんと反省し次に活かし、ベルリや相手の実力を認める潔さも備える。

能力[編集]

天才的な才能を誇り、圧倒的な実力を持つエースパイロット。その実力は物語開始前に勃発したアメリアとゴンドワナ二国間の大陸間戦争で既に実証されており、若くして中尉(後に大尉)という地位に付いているのも、親のコネではなく独力でもぎ取ったものである。初登場時は「キャピタル・アーミィ」の「レクテン」部隊を一瞬にして手加減攻撃で戦闘不能に追い込んでいる。
操縦技術だけで無く指揮能力・戦術眼にも長けており、言葉巧みな演説で部下の心を掌握し鼓舞するなど人心掌握術も上手。伊達にMS指揮官をやっているわけではないのだ。 様々な秀でた能力を持ち、容姿も色白な美形・イケメンに分類出来るので、実はハイスペックな男だったりする。

交友[編集]

  • ベルリ・ゼナムとは、当初自身が扱えなかった「G-セルフ」を扱えるベルリに嫉妬の感情を見せ、ベルリを試すような行動を採ったり・皮肉を飛ばしていた。やがてはベルリを認め、戦友として自身が立案した作戦に(半ば無理やり)参加させたりしている。
  • アイーダ・スルガンの事はと呼び、アイーダの救出作戦を一人で勝手に実行して連れ帰っている。「G-セルフ」を操縦出来るアイーダに対して、やはり嫉妬の感情を覗かせる時もある。
  • 意外にも、ラライヤ・マンディには優しく接している。ラライヤが何時もの調子でしつこく差し出してきた食べ物(一部食べている)を邪険にしないでちゃんと食べている。ラライヤの記憶を戻すために「G-セルフ」に搭乗させた際には、歯が浮くキザッたらしい言葉で巧みにエスコートしている。
  • マスクことルイン・リーとは幾度となく交戦した、ライバル関係にある。ルインの手柄に対する執念の前に苦戦する事も多く、クリムもルインを強敵として意識している。性格も共通点が多く、月の裏からの脅威・「トワサンガ」が迫った際には手を組み無茶な奇襲作戦を実行している。
  • ミック・ジャックとは、共にMA「アーマーザガン」に搭乗したり・部隊を指揮したりと、お互い信頼し背中を預けられる相棒的な関係にある。基本的に突っ走るクリムをミックがサポートし敵を撃退する。公私共に親しいようだが、恋愛感情があるかは不明。

関連タグ[編集]

ガンダム Gのレコンギスタ ガンダムシリーズ