りゅうぐうとは、地球と火星の公転軌道の近くを回っている小惑星のことである。1999年にアメリカ合衆国のチームが発見したという。大きさは約900メートル。赤道上から見るとソロバン玉のような形をしている。岩石が多く、凹凸が激しい。母体となる小惑星に別の天体が衝突し、飛び散ったがれきが再び寄り集まってできたものと考えられている。太陽系が生まれた頃の痕跡が残っていると期待されている。