もぐれ阪神
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もぐれ阪神(もぐれはんしん)は、かつて大阪市西区の九条界隈に掲げられていた垂れ幕に書かれていた文言である。
概要[編集]
かつて西九条駅が終点となっていた阪神西大阪線(現在の阪神なんば線)の大阪難波駅までの延伸が行われるさい、大阪環状線の高架橋の更に上を跨ぐ高々架上にある西九条駅から地下の九条駅までの間で一気に高架から地下へ急勾配で駆け下りる線形で建設されることになった。高架と地下の擦り付け部分で市街地が分断されることを嫌った九条界隈の住民が、西九条よりも手前で地下に入る線形に改めることを要求して「もぐれ阪神」の垂れ幕を掲げていた。特に有名なのが、擦り付け部分の真横に社屋がある九条鋼管株式会社の外壁に掲げられていた垂れ幕であり、「住民無視の九条分断を許すな」という苦情が掲げられていた。
阪神なんば線の延伸は2009年に完成し、現在はこの垂れ幕を見ることができない。